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究極の夏バテ撃退料理は旬のゴーヤで

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夏バテ対策にゴーヤ

雨も多い上に、湿度も上がって来て体力が落ちがち。
こんな時は東洋医学的に体の熱を取り、ほてりを解消してくれるゴーヤで対策するのが良いのでは⁉️

身体にストレスがかかると、ビタミンCが減りやすいので加熱に強いビタミンCを有するゴーヤで補充するのがDr.ピエールのオススメ。
ちなみにビタミンCわた部分に果肉部分の3倍も多く含まれているのでわたを取りすぎるのは要注意ですよ。

ところでゴーヤの苦味成分は、モモルデシンという成分によるもの。
胃腸の粘膜を保護したり胃腸を刺激して消化液の分泌を促してくれるので、暑さで食欲が落ちたときには最適です。

夏のダイエットにはゴーヤ!  医食同源効果

Dr.ピエールは夏太りの理由は胃腸の調子が悪くなった時に清涼飲料水を飲んだり、アイスクリームを食べたりが原因だと思っているので、食物繊維が多くて胃腸機能を支えるゴーヤは夏のダイエットには欠かせません
ちなみに苦味はわたにあるって料理本もあるけど、実際に苦いのは外側の緑の粒々部分。苦味が気になる人は粒々の小さいものを選んでみてね。

そんなゴーヤを使って作ったのはタコ干し、赤大根の炒め物。
無国籍感漂う取り合わせですが、ゴーヤに含まれるビタミンC、β-カロテンに加えてタコのタウリンと梅干しのクエン酸に赤大根のアントシアニン、赤ワインポリフェノールの抗酸化物質てんこ盛りで1秒で疲労回復できちゃう究極の夏バテ撃退料理。

個性派揃いの食材をまとめてくれるは
最初にトロトロに火を通して一旦よけておくことで、それぞれの食材の味がくっきりとしたメリハリのある炒め物になった!

タコの味もあるので、最後にナンプラーで少しだけ風味づけすれば、お家に南国の風が吹きますよ。

タコと梅干し、赤大根のゴーヤ炒め 医食同源レシピ

【材料】
ゴーヤ : 1/2本…ワタをとり、5ミリ幅にスライス
茹でタコ : 100g…親指大ぐらいに切る
ニンニク : 1片…軽くつぶす
赤大根 : 適量…薄切り
唐辛子 : 1本
溶き卵 : 2個分
赤ワイン : 大さじ2

(A)
かつおだしつゆ : 大さじ1
梅干し : 1個…包丁で叩いておく
ナンプラー : 小さじ1
パクチーレモン :適量

【作り方】
① フライパンにオイルを温めて、溶き卵を流し入れる。弱火で7割ぐらい火を通して、お皿に取っておく。
② 同じフライパンにオイル少々を足してニンニクと唐辛子を入れ、弱火にかける。
③ 香りが立ったら赤大根とゴーヤとタコを入れて3分ほど炒め、赤ワインを注いで沸騰させる。
④ (A)の調味料を入れて全体になじませ、卵を戻し入れ混ぜて火を止める。⑤ パクチーを添え、お好みでレモンを絞っていただく。

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ     

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