レモン れもん

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レモンに含まれるビタミンCは果物の中でもトップクラス。レモン100g中には100㎖のビタミンCが含まれています。そのため「レモン○個分のビタミンC」などとビタミンCの含有量を表す基準のようにも使われます。レモンはビタミンCの代名詞といえるでしょう。

日本で流通しているレモンのおよそ90%はカリフォルニアやチリなどから輸入されています。国産のレモンは広島、愛媛、和歌山など比較的温暖な地域で生産されています。輸入物は通年、国産物は10~3月頃に旬を迎えます。

栄養素

レモンを食べた時に酸っぱく感じるのは、クエン酸の働きによります。クエン酸は体内の細胞内でエネルギーを作り出すクエン酸回路(TCAサイクル)を動かす中心的な役割をしています。スポーツなどで体を動かした後、レモンを食べると疲労が回復するのはクエン酸の働きによるものです。

また、レモンに多く含まれるビタミンCには疲労回復の効果があるとともに、強い抗酸化作用によって風邪などの感染症の予防や、免疫力の向上、美肌づくりなどにも効果があります。その他にも、香り成分のリモネンには気分をリラックスさせ、血流を改善する効果などがあります。

レモンの主な栄養成分(可食部100gあたり やや大きめ1個 )

効能・効果

・疲労回復:レモンに多く含まれるクエン酸は、疲労物質となる乳酸を分解し、細胞内のミトコンドリアでエネルギーを作る働きをしています。疲労回復や健康増進に効果があります。

・免疫力を高める:ビタミンCには白血球の働きを高め、ウイルスや細菌など外敵を攻撃する働きがあります。風邪など感染症を予防する効果につながります。

・美肌、美白効果:ビタミンCは別名“お肌のビタミン″と呼ばれ、紫外線によるメラニン色素の沈着を防ぎ、肌にシミやシワができるのを防ぎます。また、コラーゲンの合成を活発にして、ハリのある、みずみずしいお肌を保ちます。

・イライラの解消:レモンに含まれるビタミンCにはドーパミンやアドレナリンの合成を促進し、気持ちを落ち着け、リラックスする効果があります。また、皮に含まれる香り成分リモネンにもリラックス効果や血流を改善する効果があります。

・高血圧の予防:レモンに含まれるカリウムやルチンには体の浸透圧を調節し、高血圧を予防する効果があります。

・骨粗しょう症の予防:レモンには骨の材料となるカルシウムが多く含まれています。また、ビタミンCは骨を作る時に必要となるコラーゲンの生成を促進するため、骨粗しょう症の予防につながります。

東洋医学的側面

  • 寒熱:平(体を温めも冷やしもしない)
  • 昇降・収散・潤燥:収(気を体の内に収める作用)
  • 臓腑:胃
  • 五味:甘(補い滋養する作用)、酸(収斂、免疫力を高める)
  • 毒性:無毒

 

・痰を取りのぞき、咳を鎮める作用があります。

・中医学で体内の水分を表す「津液」(しんえき)の流れを促進し、血流の改善や余分な水分を排出する働きがあります。

・唾液の分泌を促進します。

・胃腸機能を増進する働きがあります。

・喉の渇きを癒します。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

・果皮が滑らかでツヤがあり、色が鮮やかなものを選びましょう。

・手で持ってみて、大きさに見合う重さを感じるものを選びましょう。

・ビタミンCは熱に弱いため、使用する直前に切ったり、絞ったりしましょう。

・切ったレモンはラップなどで包み、冷蔵庫で保存します。変色が早く香りも抜けやすいため、できるだけ使い切るようにしましょう。

・外国産は防腐剤が使われていることが多いので、果皮を良く洗ってから使いましょう。気になる人は国産物を利用すると安心です。

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