夏バテ対策にはヘチマなり

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’ヘチマと白魚の炒め煮’で暑気払い

渋谷の台湾料理の名店、麗郷で’ヘチマと白魚の炒め煮’という暑気払いにはうってつけの台湾料理 をいただきました。

ヘチマは皮に近い部分はシャッキっと、中心部は柔らかくとろんと甘いだけでなく、種のプチプチした食感がなんとも言えない魅力!それをサポートするのはフレッシュな白魚。
優しく炒めたのかソースのようにとろけ出してきて、自然な塩味と優しさ溢れる滋味深さがたまりません。

ヘチマは熱を取る夏野菜、胃腸の回復やデトックス効果も!

ヘチマは台湾を始めとする東南アジアでは割とメジャーな食材で、沖縄では鍋洗いのスポンジに使っていたことから’ナーベラー’とも呼ばれています。

薬膳料理としてもよく使われていて、ゴーヤと共に夏の訪れを告げる代表的な野菜。

東洋医学的には余分な熱をとる働きがあるので、夏バテ対策だけでなく、紫外線でホテリがちなも夏のお肌にもぴったり!

また中国の薬草事典によると、「煮て食べれば、熱をのぞき、腸を利する。風邪を去り、痰を化し、血を涼し、毒を解し」というように、胃腸の回復やデトックスにもオススメ
ちょっとした食べ過ぎが続いたときにスープの具材としてでとじれば美味しい断食スープの出来上がり。

栄養素としてはカリウムが豊富なので、利尿作用に優れていて、むくみ対策や高血圧の予防にも効果的ですよ!
人の体温よりも暑い日が続いていますが、ヘチマパワーで元気に夏を乗り切りましょう!

麗郷
東京都渋谷区道玄坂2-25-18

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ     

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