完璧なアミノ酸バランスを誇る鶏卵 たまご(けいらん)

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肉類に比べ脂肪分も少なく、効率よくタンパク質を摂れる食材です。季節を問わず体に大事なたんぱく質を補給できる食材です。

タンパク質は20種類のアミノ酸という成分で構成されています。この中に体内では合成出来ないアミノ酸が8種類あります。こうしたアミノ酸は食べ物から摂取する必要があるので必須アミノ酸と呼ばれています。食品中に含まれる必須アミノ酸のバランスを評価したものをアミノ酸スコアと言いますが、卵のアミノ酸スコアは100点満点です。

栄養素

たまごは「完全食品」とも言える食材です。そのため、カルシウムやタンパク質が豊富な食材と言えるでしょう。肉類に比べて少量で高い栄養価がある面でも優れています。

鶏卵の主な栄養成分(Mサイズ60g1個当たり)

効能・効果

免疫の維持

タンパク質の働きによって、免疫力の低下を防ぎます。

骨格の強化

カルシウムの働きによって、骨を強くし、骨粗鬆症を予防します。

脱水の予防

ナトリウムの働きによって、体の水分量を調節し、脱水を防ぎます。

東洋医学的側面

  • 寒熱:平(体を温めも冷やしもしない)・黄身:温(穏やかに体を温める)・白身:微寒(やや体の熱を冷ます)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
  • 臓腑:肺、脾、胃、大腸
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:なし

陰液を養い、体を慈潤する。
喉の熱を取り除き、声が出るようにする。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

たまごは常温保存のできる食材ですが、冷蔵の方が鮮度が長く保たれます。

たまごの栄養を最大限に摂取するには、生食がベストですが、サルモネラ菌のなどの感染の恐れがある場合には、しっかりと加熱して食べるようにしましょう。ゆで卵や目玉焼きなどで熱を通しすぎると、吸収率が低下してしまうため、半熟卵の状態で摂取するのがベストです。

ビタミンCビタミンEが少ないため、ビタミンC、ビタミンEを多く含む食材と組み合わせて摂取することがおすすめです。

 

【監修】 大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどハリ治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

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