鶏飯も青パパイヤと食べれば太らない⁈
奄美大島の老舗チキンライス
奄美大島の代表的な郷土料理といえば鶏飯。
薩摩藩の支配下だった奄美の人々は、その昔本土からやってくる役人の気持ちを少しでもやわらげようと、おもてなし料理として開発したとのこと。
当時は今ほど豊かではなかったから、丸鶏をつぶして作る鶏飯はとんでもない贅沢品だったみたい。
奄美大島の専門店では、鶏飯の味の決め手は丸鶏で取ったスープ。
奄美で元気に育てた健康的な鶏はかなり野性味あふれるので、東京で食べるそれと比べるとかなり個性的。
今回は老舗の二軒を探訪。
上皇陛下が訪れた際におかわりをなさったという逸話の残る”元祖鶏飯のみなとや”さんは鶏油が浮かぶ濃厚なスープが印象に残りました。
もう一つの人気店”ひさ倉”は少し澄んだあっさりとしたスープ。
具材は店により異なりますが、鶏肉、椎茸、錦糸卵、海苔、ネギなどに加え、特徴的なのが青パパイヤの漬物とみかんの一種であるタンカンの皮。
メディカルフルーツ青パパイヤはウルトラ級のダイエット食材
青パパイヤは’南国のメディカルフルーツ’とも呼ばれるウルトラダイエット食材。
最大の特長は、植物には珍しくタンパク質・糖質・脂肪を分解する酵素が全て含まれていること。
特に、脂肪の分解能力をもつ植物は非常に珍しいのです。
また消化酵素は加熱に弱く、50°Cを超えると酵素が失活してしまいますが、青パパイヤに含まれる消化酵素は100°Cの高温でもその働きを失わないのがスゴい!
青パパイヤは消化を助け、体内の脂肪や糖分の代謝を高めてくれることからダイエットに効果的。
ポリフェノールが赤ワインの7倍以上でビタミンCも豊富な青パパイヤを食べて、夏に向けて元気にダイエットしたいDr.ピエールでした。
元祖鶏飯 みなとや
鹿児島県奄美市笠利町大字外金久81
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ