シラスがダイエットにも最適な理由は

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

シラスは脂肪細胞の成長を抑えてくれる!!

麗かな日差しからだけでなく、春を強く感じさせる料理を見かける日が増えた気がする今日この頃。

その中での絶賛ダイエッターのピエールが気になったのが、小さなタルトに敷き詰められたイタリア産の青豆であるピゼリ。
グリーンピースよりも大きく立派なさやと豆が特徴で、茹でると驚くほどの甘さを感じられます。

そして豆の緑色を引き立てるのが、和歌山県で160年間も自然な製法で作られ続けている釜揚げシラス。
旨みと水分がたっぷりで、その口当たりのふっくらとした柔らかさに驚かされます。

イワシなどの稚魚であるシラスは、5グラムほどで5〜10キログラムと低カロリーで高タンパクなだけではなく、実は脂肪細胞の成長を抑えてくれるのでダイエットにとっても向いている食材。

見た目によらず栄養素が豊富

ダイエットに良い理由はシラスの代表的な栄養素であるカルシウムビタミンDによるもの。

人体はカルシウムが不足し始めると体内にカルシウムを蓄えようとし始めますが、その貯蔵場所の一つが脂肪細胞内部。
そのためカルシウムが不足した食事を続けると、中性脂肪や体脂肪の増加につながるというわけです。

逆に体内に十分なカルシウムがあると、脂肪細胞の成長が抑制されます。
またビタミンDを同時に摂取することで脂肪の分解が活発になったり、血糖値をコントロールしたりすることも最新の研究で知られてきています。

さらにシラスには「メチオニン」と呼ばれる必須アミノ酸が含まれており、肝臓の代謝を活発にして肝機能を高める効果もあるのでワインラバーのピエールにはありがたいばかりなのでした。

Tacubo タクボ 
東京都渋谷区恵比寿西2丁目13−16 ラングス代官山 1F

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ    

この記事を書いた人

関連するカテゴリ

おすすめ記事

関連する記事はこちら