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シャンパーニュのおつまみ お疲れのときに!

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鶏の胸肉で疲労回復!

連休だったけど怒涛のお仕事モードだったDr.ピエール。
そんな忙しい仕事の終わりを癒してくれるのは、やっぱりシャンパーニュ。

ということで、今日は疲れた時に嬉しいシャンパーニュのおつまみについて考えたい
Dr.ピエールの理想は疲れていてもサッと作れて、遅い時間でも胃腸に響かず、さらに疲労すら回復してくれそうなもの。

キーとなる食材に選んだのは、鶏むね肉新鮮なものにレアに火を通して、オイスターソースとレモン汁でマリネ。
この日選んだアンリオからは柑橘やグレープフルーツがプンプン香る。
こうしてワインから湧き出る香りに、同じような香りを漂わせる食材を合わせるのもシャンパーニュの愉しみ。
今回は白桃とピンクグレープフルーツと鷄を和えてあっという間に前菜が完成

実は鶏のむね肉を選んだのにはとっておきの理由が!
何千キロという距離を飛び続ける渡り鳥や、疲れ知らずで水中を泳ぐ回遊魚。その共通点は彼らが体内に秘めているイミダゾールジペプチド酸化力が強く、活性酸素による酸化ストレスが引き起こす疲れを軽くするこの成分が、彼らの原動力。

そしてこの成分を多く含む食べ物の代表が、鶏むね肉ってこと。
さらにフルーツに含まれるビタミンCにはイミダゾールジペプチドの効果をより早く実感させる働きがあるから、最高の取り合わせと言えます。

もし、台所に立つ気力もない!という時は仕事帰りに焼き鳥をテイクアウト。串から外してフルーツと和え、レモンを絞れば立派な前菜になるかなと夢想したり。

季節ごとに合わせるワインの香りに合わせてビタミンCリッチなフルーツで色々とお試しください。

鶏むね肉とフルーツのサラダ  医食同源レシピ

【材料】
むね肉 : 1枚
: 小さじ1/4
ピンクグレープフルーツ : 1/2個
: 1/2個
レモングラス : 1本…なるべく薄く切ってから粗みじんに切る
ミントの葉 : 適量

(A)ボウルに混ぜ合わせておく
レモン汁 : 大さじ1
オイスターソース : 大さじ1
レモンオイル : 少々

【作り方】
① スープストックかお湯を沸かして鶏肉を入れ、2分茹でて引き上げて全体に塩を振る。
② 鶏肉のあら熱が取れたら繊維に沿って食べやすい大きさに裂き、(A)のドレッシングに浸けてしばらく置く。
③ ボウルに食べやすく切ったフルーツとレモングラス、ミントの葉、鶏肉をドレッシングごと入れて和える。

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ    

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