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イクラをいくら食べても痛風にならない方法を考えた

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イクラはプリン体が極めて少ない食品

予約が四年待ちのお寿司屋さんでシャンパーニュと一緒に出てきたのはイクラのフライ。

イクラ≒プリン体≒痛風と心配をされる方も多いと思います。
実際にプリン体は体内で分解されて尿酸になり、余分な尿酸の7割はオシッコから、3割はお通じから身体から排出されます。
うまく排出できないと血液中の尿酸値があがって、痛みを伴う痛風発作を起こしたり、それ以外にも腎障害や尿路結石のリスクも高まります。

一日のプリン体の摂取量は400mgまでとされていますが、実はイクラのプリン体含有量は極めて低くて100g中に含まれるのはわずか3.7mg
驚くべきことに痛風の治療ガイドラインでは「プリン体が極めて少ない食品」とされています。

そのためお酒の量やお食事を適切であればイクラはあまり罪悪感なく楽しめます!

尿酸を体の外に出すためには…

尿酸を体の外に出すために大事なのはオシッコの量とオシッコの質

まず一番気をつけなくてはならない事はアルコールの量。
実はアルコール自体が尿酸を作るだけでなく、腎臓から尿酸を排出することを妨ぎます。
またお酒を飲むと脱水になって尿が減りますので、酒飲みは痛風対策としてお水を一日を通してこまめに取る必要があります。

またオシッコの質も大事。
オシッコがアルカリでないと尿酸がオシッコに溶けて体の外に出ません。
アルカリ化するためには普段から海藻野菜キノコなどを欠かさずに食べれば大丈夫

ピエールはお寿司屋さんでは海苔もたくさん出していただけますが、アルカリ化対策として出かける前にグリーンスムージーを飲んで出かけていますよ。

イクラには血管や脳の健康に欠かせないDHAEPA、抗酸化作用が凄いアスタキサンチン、成長ホルモンの分泌を促してくれるアルギニンも魚介類ではトップクラスに含まれていて天然のサプリメント。

痛風を恐れすぎずに上手にイクラを食べて健康長寿といきたいですね。

紀尾井町 三谷
東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町3F

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ     

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