ブラックジャックの食事を考える

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僕らの年代より上で医師を志した人が、ブラックジャックを読んでいない人はいないのではないかとも思える作品です。
医学部の面接試験でもブラックジャックや医師免許も持っていた漫画家・手塚治虫さんの話は話題にしやすかったのを思い出しました。

ピエールも手塚治虫さんの素晴らしいスケッチや医学知識をフルに活用したストーリーに、小さな頃から大きくなるまで心を奪われていました。でもこの破天荒なキャラクターが成り立つのは、常識外れた気力と体力があってこそということに気づいたのはピエールが研修医になってから。そんなブラックジャックの胃袋を支えていたものはなんだろうか?読み返してみて出た結論はカレーライスとピノコの作るなんとも微妙な手料理。
ただ、ピノコの超巨大オムレツやパンの焦げた料理は今となれば実はとても現代的な感性の持ち主だったという可能性もあり。
超巨大オムレツはモン・サン・ミシェルのオムレツで、焦げた料理はプーリアのグラノアルソという焦げた小麦を使ったパスタ料理やフレンチの炭のソースにもつながるような気もする。

*グラノアルソ https://andotarou.exblog.jp/6305019/

何はともあれブラックジャックはカレーライスを1日に何回も食べていることが描かれている。
きっとカレーが好物なのだろう。もしくはさっと食べられて、腹持ちも良いのがポイントなのかもしれない。

ピエールもカレー好きで、条件さえ揃えば健康長寿食の可能性があると信じている。
だいたいカレー好きの医者は多い。イシペディアのドクター対談でもカレーはいつも話題にのぼる。

栄養学的に言えば、カレーにはトマトのリコピン、ウコンポリフェノールであるクルクミンニンニクコショウなどカラダの疲労回復を必要としている人にとって必須の成分が入っているから身体に悪いはずはないね。

そこでピエールからのお願い。

健康長寿食としてカレーライスを食べるなら、ご飯は雑穀米や麦飯にしてほしい。
そのことによって食物繊維ミネラル補給がなされるようになるから。
ここは免疫力アップのために譲れない大事なポイント。

*この話はインスリン抵抗性の時にもお話しさせていただきました

他にも食材に気を使うとガン病気の回復食にもおススメできるカレー。やっぱり国民食といっても過言ではないですね。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
もう少しカレーと健康についてご覧になられたい方はこちらをご覧ください。

前立腺がん トマトやウコンの関係【動画】

肝臓がん 肝臓を守ってくれるアブラナ科のお野菜、トマト、お茶【動画】

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

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