ココナッツミルク味噌とビーツで若返る

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ノンシュガーで低糖質の野菜ディップ

ココナッツミルクに味噌、はタイでは割とポピュラーなお料理。

でもお味噌といっても日本のものと種類が違うし、甘いのがどうしても気になっていました。
せっかく、糖質が牛乳の約1/4、豆乳の約1/2と低いココナッツミルクを使うのだから、ノンシュガーで低糖質の野菜ディップにアレンジしたのが本日のDr.ピエールレシピ。


ココナッツミルクだけでも十分な甘さはあるのだから、それを引き立てる旨み成分があればよいはず…ということで加えたのがトマト
わざわざ買う必要はなくて、サラダの時に使うようなヘタの部分を普段より厚めに切り落とせば大丈夫。
それを絞り出した汁で十分にソースに旨みも加えられるし、抗酸化作用の強いリコピンが摂取できますよ!

いのが好きな人は唐辛子、苦手ならパプリカを加えると、ともすれば単調になりがちなココナッツミルクの良いアクセントになります。

このココナッツミルク味噌はどんな野菜にも合うんだけど、今回ご紹介したいのは赤カブと黄色いビーツ
ディップに味噌を使っているから、カリウムがたっぷり含まれたこれらのお野菜で塩分デトックスを狙ったわけです。

ちなみに味噌は自家製です。

ビーツは「食べる輸血」と呼ばれるほどのスーパーフード

ビーツはビタミンミネラルが豊富なうえ、体内でNO(一酸化窒素)を生成するのに効果的な食材として注目を集めています。
のNOは、血管を丈夫にするのにとっても大事。

血圧が高い人や男性機能を高めたい人にも必要不可欠な代物。
またNOにより多くの血液や酵素を体内の組織に運べるようになるから身体の再生にも必要です。
加齢とともに体内での産生量も低下しがちなので、疲れが抜けないと感じる方にはおすすめのお野菜です。
生野菜にお味噌も昭和感があって捨てがたいけど、一手間加えてエスニックなディップにしてみるとワインにも合うようなおつまみにもなりますよ!

ビーツのサラダ 医食同源レシピ

【材料】
(ディップ)
ココナッツミルク : 2カップ
豚挽肉 : 80g
味噌 : 大さじ2
塩 : 小さじ1/2
トマト : 1/2個分
赤唐辛子 : 1/2本…種を取って小口切り

(お野菜)
お好みの生のお野菜(今回は赤カブと黄色いビーツ)

【作り方】
① ココナッツミルクを鍋に入れて弱火にかけ、沸騰したら挽肉を加える。
② 挽肉に火が通ったら味噌と塩で調味をし、とろみがつくまで15分ほど煮詰める。
③ トマトを潰して果汁と果肉を加え、全体に馴染んだらディップの完成!お好みで赤唐辛子を散らす。
④ 最後にお好みのお野菜にディップを添えて盛り付ける。

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
 渋谷セントラルクリニック代表
 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ 

この記事を書いた人

関連するカテゴリ

おすすめ記事

関連する記事はこちら