豆乳 とうにゅう

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豆乳は大豆をすり潰し、水などを加え、煮て濾した状態のものです。これを固めると豆腐になります。栄養価は大豆と同様ですが、豆乳は液状なので胃腸に負担をかけず、消化吸収が良いといえます。

栄養素

豆乳の原料となる大豆は「畑のお肉」ともいわれますが、豆乳も同じく良質なたんぱく質が豊富に含まれている食品です。

たんぱく質のほかにも、マメ科の植物に多く含まれるアミノ酸の一種“サポニン”や植物エストロゲンともいわれる“イソフラボン”、コレステロール値を改善する“レシチン”などが含まれおり、生活習慣病や更年期障害の緩和に効果的です。

また、ビタミンB群やビタミンE、カリウム、マグネシウムなどビタミンやミネラルがバランスよく含まれています。

豆乳の主な栄養成分(100gあたり 200ml紙パック1/2

効能・効果

血液をサラサラにして生活習慣病を予防する

豆乳に多く含まれる大豆サポニンには、血中のLDL(悪玉)コレステロール値を低下させたり、中性脂肪を減らしたりする効果があります。血液の循環を良くして、血行を改善するほか、肥満や動脈硬化の予防にも効果があります。

更年期障害の緩和

豆乳に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンの一つ、エストロゲンに似た働きをします。これを女性ホルモン様作用といいます。豆乳を摂取することで、女性ホルモンの乱れや減少が緩やかに改善し、更年期障害の諸症状を緩和する効果が期待できます。

また、女性は閉経後に女性ホルモンの分泌が著しく減少するため、生活習慣病になりやすい傾向があります。イソフラボンを摂取することにより、肥満、動脈硬化、虚血性心疾患などの予防にもつながります。

脳細胞の活性化

豆乳に含まれるレシチンは脳や神経組織に多く含まれる脂質の一種です。神経伝達に関わるほか、記憶力や学習能力を高める効果があります。また、アルツハイマー型認知症の予防効果があると期待されています。

腸内環境を整え、便通を改善する

豆乳には大豆由来のオリゴ糖が含まれています。オリゴ糖は腸内で善玉菌の働きをするビフィズス菌や乳酸菌のエサとなり、腸内環境を良好に保ちます。また、豆乳には食物繊維が多く含まれており、オリゴ糖とともに便秘を予防したり、便通を整えたりする効果があります。

東洋医学的側面

  • 寒熱:涼(穏やかに体の熱を冷ます)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
  • 臓腑:肺・大腸・膀胱
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:無毒

・肺の乾燥を潤し、淡を出しやすくします

・利尿作用により、むくみを改善します

・便通を整えます

・「血」を補い疲労を回復します

栄養素を上手に摂るための保存法と調理法

・一般的な豆乳には規格があり、大豆固形分8.0%以上(大豆たんぱく質換算3.8%以上)の製品を豆乳、大豆固形分6%以上を調整豆乳、大豆固形分2%以上を豆乳飲料(果汁系)、大豆固形分4%以上を豆乳飲料(その他)としています。

大豆の含有量だけで比較すれば、大豆固形分の多い製品を飲んだほうが良いことになりますが、飲みやすさや栄養のバランスなどが異なる場合もあるため、自分のニーズや好みに合った豆乳を選ぶと良いでしょう。

・豆乳は大豆から作られているため、比較的どのような献立にも合います。スープ、鍋物、グラタン、デザートなど工夫して利用すれば、栄養価が高くなり、食事のバランスも良くなります。

・豆乳は冷蔵庫で保管し、開封したもの(ストローなどをさした場合も)は23日中には使い切りましょう。

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