④ 前立腺がん 乳製品の代わりに大豆は?

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【Dr.大友とDr.小池の対談動画はこちらをclick】

Dr.大友 (イシペディア編集長)
これまでの話で、前立腺がんに対して乳製品は賛否両論有るけども、どちらかと言うと避けた方がいいかもしれないとなると・・。ラテ、カフェラテを作るの難しくなりますよね。

Dr.小池(東京慈恵会医科大学泌尿器科医局長)
そうですね(笑)

Dr.大友
そうすると、やっぱりソイ(大豆)ラテですか?

Dr.小池
ソイですかね。やはり。

Dr.大友
大豆。

Dr.小池
大豆。はい。

Dr.大友
一般的に大豆は前立腺がんにはどうですか。

Dr.小池
大豆は、前立腺がんに対しては非常にリスクが低下するというような報告が結構出てきてるという現状ですね。

Dr.大友
大豆は前立腺がんのリスクを下げてくれるかもしれない。

Dr.小池
下げる方向に、はい。そうですね。

Dr.大友
それはどういう作用機序?どういった理由で?

Dr.小池
大豆のイソフラボンの作用。

Dr.大友
イソフラボン!

Dr.小池

はい。あと、イソフラボン誘導体がエストロゲン(女性ホルモン)受容体と結合能力が高いことが関係しています。またイソフラボン誘導体がいわゆる男性ホルモンの一つである、ジヒドロテストステロンと特異的に結合することによって前立腺がんのリスクを下げると言われています。
あと、もう一つ、これは前立腺がんに限ったことではありませんけども、イソフラボン特有の抗酸化作用ですね。

Dr.大友
抗酸化、体のサビつきを抑える作用ってことですね。

Dr.小池
そうですね。そういったものが前立腺がんのリスクを下げるという風に言われていますね、はい。

Dr.大友
ということは、イソフラボン誘導体が男性ホルモンや女性ホルモンの受容体とくっついてくれることによって、余計な過剰な働きを抑えてくれるということですね。

Dr.小池
はい。そうですね。

Dr.大友
あとは、体が酸化する、サビることによって生じる細胞へのダメージを予防してくれる。

Dr.小池
酸化する。そうですね。

Dr.大友
いい事ずくめそうですね。
じゃあ、みんな大豆を摂った方がいいんですか。

Dr.小池
大豆イソフラボンの誘導体であるエコールっていうものがあるんですけど、それが出来る人とできない人がいるんでその辺が重要というかね。

Dr.大友
最近話題のあれですよね。エコールは大豆イソフラボン(ダイゼイン)から作られるけど、個人が持つ腸内細菌の資質によって最終的にエコールにできるかできないとか、その話ですか

Dr.小池
そうですね。

Dr.大友
なるほど、なるほど。でも、まあ全体としては、抗酸化作用も有るし。

Dr.小池
そうですね。

Dr.大友
Dr.小池だったら、大豆と牛乳だったら、前立腺が怪しいな、と思ってきたら・・。

Dr.小池
それは、もう大豆をおすすめします。

Dr.大友
大豆をおすすめします。なるほど。それはすごく良いことをお聞きしました。

Dr.小池
はい。

Dr.大友
ありがとうございます。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

小池祐介 東京慈恵会医科大学泌尿器科医局長
日本泌尿器科学会専門医指導医、泌尿器腹腔鏡技術認定医、日本排尿機能学会認定医、がん治療認定医、日本臨床腎移植学会腎移植認定医

趣味は90年代洋楽ロック鑑賞となかなか上手くならないゴルフ

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