ココナッツミルク ここなっつみるく

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ココナッツミルクとは、ココナッツの果実の内側に層状に形成された固形の胚乳(白い部分)に水を加え、加熱した後、濾過して作られる乳白色の食品です。タイやマレーシアなど東南アジアでは調味料やカレーの材料などとして日常的に利用されています。
なお、ココナッツの果実の中にある透明な液体は“ココナッツジュース”でココナッツミルクとは異なるものです。また、ミルクと名前が付きますが牛乳(乳成分)は含まれていません。

栄養素

ココナッツミルクには美容や健康に良い不飽和脂肪酸が多く含まれています。不飽和脂肪酸はオリーブオイルや亜麻仁油などにも含まれる脂肪酸で、コレステロール値を改善し、高血圧や脂質異常症、動脈硬化など生活習慣病を予防します。
また、ココナッツミルクは牛乳のように動物性脂肪やコレステロールを含まず、牛乳の代替品としても利用されています。牛乳が苦手な人でも利用できるメリットがあります。また、カルシウムやマグネシウム、鉄などのミネラルも多く含まれており、ヘルシーで栄養価の高い食材として注目されています。

ココナッツミルクの主な栄養成分(100gあたり コップ1/2杯)

効能・効果

生活習慣病の予防

ココナッツミルクに含まれる不飽和脂肪酸には、コレステロール値の改善や中性脂肪を減少させる効果があり、血液をサラサラにして、血流を改善するとともに、糖尿病や高血圧、動脈硬化など生活習慣病を予防します。植物性脂肪のため、体内で効率良く燃焼しエネルギーを作り出すほか、肥満を予防しダイエットにも効果的です。

認知症の予防

ココナッツミルクの主成分は中鎖脂肪酸という脂肪酸です。中鎖脂肪酸は飽和脂肪酸の一種ですが、近年アルツハイマー型認知症の予防効果があると期待されています。

骨粗しょう症の予防

ココナッツミルクには、カルシウムとマグネシウムが多く含まれており、骨粗しょう症の予防に効果があります。また、カルシウムの吸収を促進するビタミンDも含まれており、歯や骨を丈夫にする働きがあります。

便秘の改善

ココナッツミルクには不溶性食物繊維が含まれており、腸内環境を整え、便秘を改善する効果があります。また、便通を整えることで、肌荒れの改善など美容にも効果的です。

東洋医学的側面

  • 寒熱:温(緩やかに体を温める)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
  • 臓腑:心、脾、肺
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:無毒

体を温める作用があり、血行不良や冷えを改善します。
粘膜を潤し、のどの渇きを癒します。
気を補い、免疫力の向上やリラックス効果をもたらします。

栄養素を上手に摂るための保存法と調理法

ココナッツミルクは、通常は液状か半固形状のため、そのまま飲むというよりも、コーヒーフレッシュとして利用したり、タピオカやナタデココなどデザートに加えて利用すると美味しくいただける食品です。

東南アジア地域ではカレーやごはんに混ぜたり、スープに加える調味料としても使われています。エスニック料理などに加えることで、味わいに深みが増します。

ココナッツミルクはパウダー状に加工されたものが多く市販されています。粉末になっているため、調理にも便利です。

液状のものは冷蔵庫で保存し、開封後は早めに使い切りましょう。粉末状のものは小分けにして直射日光が当たらないよう保存しましょう。

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