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コレステロールのコントロールに最適な「アーモンドミルク」 あーもんどみるく

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アーモンドミルクは、アーモンドと水から作られる乳白色の植物性飲料です。さらりとして、まろやかでクセのない飲み物です。ちなみにアーモンドミルクという名前ですが、牛乳や乳成分は入っていません。栄養価が高くヘルシーなことから、アメリカをはじめ日本でも人気が高まっています。アーモンドミルクに旬はありませんが、アーモンドは78月が収穫期です。

ちなみにDRピエールは乳糖不耐症なのでカフェラテを飲みたい際はアーモンドミルクはミルクの代わりの必需品です。

栄養素

アーモンドミルクは、アーモンドをすり潰して水を加えることで、アーモンドの栄養素を吸収しやすくしています。アーモンドにはビタミンE、食物繊維、オレイン酸など美容と健康に役立つ栄養素が含まれるほか、ビタミンミネラルが豊富に含まれています。

また、牛乳などと比べてもカロリーや脂肪分が少なく、とてもヘルシーな飲み物です。乳糖やグルテンも含んでいないため、乳糖不耐症やグルテンアレルギーの人でも安心して飲むことができます。

アーモンドミルク(砂糖不使用)の主な栄養成分(200mlあたり コップ1杯)

効能・効果

アンチエイジング(老化予防)

アーモンドには、老化の原因となる物質の一つ「AGEs」(※1)を減少させる働きがあります。これはアーモンドに含まれる不飽和脂肪酸やビタミンEの働きなどによると考えられています。

細胞の新陳代謝を促進し、肌のくすみや乾燥、たるみなどを改善し、肌の若返りを促します。また、ビタミンEの抗酸化作用によって、活性酸素を抑制することも細胞の老化を防ぐこともアンチエイジングにつながります。

(※1AGEsとは体内で余分な糖とたんぱく質が結合してできる物質(最終糖化産物)で、老化原因の一つと考えられています。体内にAGEsが増えると、肌の老化、骨密度の低下、糖尿病、アルツハイマー型認知症などが起こりやすくなります。

コレステロール値の改善

アーモンドミルクにはオレイン酸やリノール酸など不飽和脂肪酸が多く含まれています。血中の中性脂肪やLDL(悪玉)コレステロール値を低下させる効果があり、血液をサラサラにして糖尿病や動脈硬化など生活習慣病を予防します。

また、アーモンドミルクはカロリーが少ないうえ、脂肪を減少させる効果もあるため、ダイエットに適した飲み物といえます。

デトックス効果

アーモンドミルクにはアーモンドに由来する不溶性食物繊維が多く含まれています。腸内環境を整えるとともに便通を改善し、老廃物などを排出するデトックス効果が期待できます。

美肌効果

アーモンドミルクには、レスベラトロールなど美肌効果があるポリフェノールが豊富に含まれています。肌のシワやシミを予防し、潤いのある肌を保ちます。

また、アーモンドミルクにはカルシウムとマグネシウムがバランスよく含まれており、精神を安定させ、ホルモンバランスを整えることも美肌効果につながります。

東洋医学的側面

  • 寒熱:平(体を温めも冷やしもしない)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
  • 臓腑:心、肝、肺、大腸
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:無毒

腸の粘膜を潤し、便通を改善します。
肌を若返らせる美肌効果、美顔効果があります。
骨や筋肉を丈夫にします。

栄養素を上手に摂るための保存法と調理法

アーモンドミルクはそのままでも飲めますが、果物との相性が良くフルーツを加えたり、スムージーにして利用するとさらに栄養価が高まります。
市販されているアーモンドミルクには添加物が含まれていることも少なくありません。純粋なアーモンドミルクを試されたい方はご家庭でも簡単に作ることもできます。ご自身でお作りになる場合は殺菌処理がしっかりされている正規品のアーモンドを利用しましょう。もし選べるようであれば有機(オーガニック)のアーモンドが農薬などの影響が少なくなりますのでお勧めです。またミキサーなどの粉砕力が強いほうが、栄養価が高くなります。

 

【監修】 大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手でで東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

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