アンチエイジングに必要なものが全てある「ウコン」 うこん

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カレー粉の主原料としても使われるウコンは、ウツを払うことから和名では「鬱金」として古くから珍重されてきたスパイスの一つです。ウコンには春ウコン、秋ウコンなどいくつかの種類があります。ウコンは熱帯から亜熱帯地域で広く栽培されています。英名ではターメリックと呼ばれます。ウコン(秋ウコン)の旬は10~11月頃です。

DRピエールが一押しなのがウコン。化粧品、サプリメントとその抗酸化作用と抗腫瘍効果で世界のアンチエイジングの世界でも大注目されています。そういった理由でウコンが多く含まれているお食事の代表であるカレーを週に3回は食べているかも。

 

栄養素

ウコンの黄色い色素成分はポリフェノールの一種、クルクミンで食欲増進や消化を促進する働きなどがあります。夏の季節に暑さで食欲のないときでも、カレーなら食べられるというのはクルクミンの作用が働いています。

一般的に、ウコンという場合は秋ウコンのことを指しており、クルクミンの含有量は春ウコンに比べ10倍程度多いといわれています。

その他にも、リンやカルシウム、マグネシウムなどミネラルを多く含んでいます。

ウコン(秋ウコン)の主な栄養成分(可食部100gあたり 根を乾燥させたもの1株程度)

 ※根を乾燥させ粉末状にした場合の含有量

効能・効果

胆汁の分泌促進:クルクミンは胆汁の分泌を促進し、脂肪の消化・吸収を助けます。

食欲増進効果:クルクミンには胃の働きを活発にして食欲を増進させる働きがあります。

動脈硬化の予防:クルクミンにはLDL(悪玉)コレステロール値を低下させ、動脈硬化を予防する効果があります。

脳機能の活性化:クルクミンにはアルツハイマー型認知症の原因となるβ‐アミロイドの産生を抑制する作用があると考えられています。

二日酔いの予防:クルクミンには肝臓の働きを活発にして、二日酔いを予防する効果があります。

東洋医学的側面

  • 寒熱:寒(体の熱を冷ます)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)・降(気を降ろす)
  • 臓腑:脾、肺
  • 五味:辛(発散、気を巡らせる作用)・苦(気を降ろす、固める作用)
  • 毒性:無毒

気血の巡りを良くして、腹痛、月経痛、乳房のハリや痛みを改善します。
体の血を冷まし、精神を安定させ、イライラを解消します。
吐血、血尿、鼻血などの止血作用があります。
肝の機能を改善し、黄疸や胆石を改善します。
血流を改善し、肩こりや腰痛を改善します。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

日持ちするため、密閉容器などに入れて常温で保存できます。

生のウコンをおろし金ですりおろし、水や白湯に入れて飲むと胃薬の代わりになります。

生のウコンを乾燥させスライスし、お茶などに入れれば健康茶になります。

生のウコンを乾燥させ、すり鉢ですり粉上にしたものをスープやピラフなどに入れるなど工夫して利用しましょう。に入れて炊けば、ターメリックライスなどもできます。

地域によってはたくあんの色付けなどにも利用されています。

生のウコンをそのまま食べると下痢や腹痛を起こす場合があるので、生食には向きません。

 

【監修】 大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手でで東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

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