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腸内環境を整える!アカシアとタマリンドのタイカレー

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免疫力と腸内環境の関係

食物繊維が不足している時に人気のお料理が、アカシアの若芽を入れた卵焼きと海老の酸っぱいスープカレー‘ゲーンソム’。
今日は免疫力と腸内環境の関係を考えながら、こちらのお料理をシェフドクター風にアレンジしていきたいと思います。

アカシアは水溶性食物繊維が豊富で、腸内の善玉菌を増やしてくれる野菜です。

ご存じの方も多いかと思いますが、腸内環境と免疫力は切っても切り離せない関係にあります
なぜなら
私たちのカラダには免疫をつかさどるTリンパ球という重要な細胞があり、腸内環境が乱れているとこのTリンパ球の働きが弱まってしまうのです。

新型コロナウィルスは、これまでのウィルスと違って免疫細胞に感染し、その機能を無効化することに特徴があります。
そのためTリンパ球が少なくて免疫力がもともと低い状態にあった方は新型コロナウイルスで重症化するという報告も出てきました。

免疫力アップ、日々のあれこれ

免疫力が低いな、と感じている方はお野菜などから食物繊維を多く摂り、腸内環境を良くすることを心掛けてほしいですね。

自分の腸内環境が整っているかを知るには、ウンチをチェックするのがいちばん!毎日バナナのようなプカプカした形であれば理想的です。

他にも、免疫力を高めるためにはアルコールは控えめにして睡眠をしっかりとることも大事です。


腸内環境を整える最強の特製カレーペースト

さて、今回のレシピでは特製のカレーペーストを作ります。
手作りのペーストは手間がかかりますがやはり一味違う仕上がりになります。ポイントは海老の濃厚なコクをカレーペーストに加えること。あらかじめ具とは別に海老を1~2尾すり潰して、海老の身と味噌を余すところなくペーストに入れてください。
ペーストは市販のものを使って簡単に作ることも。その場合はレッドカレーペーストに
ターメリックとコリアンダーの粉を加えると現地の感じが出ると思います。

アカシアの芽のが手に入らない時は、アカシア同様食物繊維が多くてビタミンAも豊富なモロヘイヤを使うのもおすすめ!

そしてスープの味付けにはこれまた食物繊維たっぷりのタマリンドを入れますので、便通を整えて腸内環境を整える最強のお料理と仕上がります。

【材料】
海老、イカ
、アカシア
タマリンドペースト、ナムプラー
水、砂糖少々
水オジギソウ

(A)カレーペースト
水で戻した乾燥唐辛子
ニンニク
エシャロット、ガピ(海老味噌)
ターメリック粉、コリアンダー粉
海老の身

【作り方】
①最初に低温でアカシアの芽を入れた卵焼きを作っておく。

②(A)の材料をすり潰してペーストにする。

③鍋にお湯を沸かしてカレーペースト(A)を入れ、タマリンド、ナムプラー、砂糖で調味する。

④海老とイカを入れて火が通ったら完成。お皿に盛りつけたら、アカシア若芽の卵焼きと水オジギソウを乗せる。

 

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ    

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