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肝臓を守るために積極的に摂りたい「アボカド」 あぼかど

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日本では大正時代に導入されたアボカドは脂肪脂溶性ビタミンを豊富に含むことから「森のバター」とも呼ばれることもある栄養価の高い食品です。

アボカドは熱帯から亜熱帯で栽培されるために、日本で出回っているもののほとんどが輸入品です。国内では、沖縄、愛媛、和歌山などの暖かい地域でわずかに栽培されている程度で、10月下旬から1月にかけて収穫されます。

肝臓の機能を高めてくれるグルタチオンや生活習慣病予防に効果があるコエンザイムQ10が豊富なことが決め手で、DRピエールは夜食のおともにすることが多いのがアボカド島豆腐サラダです

栄養素

アボカドには、コレステロールの吸収を抑えるオレイン酸、リノレン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、動脈硬化の予防に効果があります。
また、免疫力の向上に効果があるビタミンAや抗酸化作用のあるビタミンEなどの脂溶性ビタミンも豊富です。

その他に、がん細胞の増殖を抑制する効果があるとされるプロトカテク酸、脂質代謝に必要なビタミンB2、解毒を促進させる効果があるグルタチオン、生活習慣病予防に効果があるコエンザイムQ10などが含まれています。

アボカドの主な栄養成分(可食部100g本あたり 1200g

効能・効果

動脈硬化予防:アボカドに多く含まれる不飽和脂肪酸は、コレステロールの吸収を抑制し動脈硬化を予防します。

抗酸化作用:脂溶性のビタミンE、水溶性のビタミンCには抗酸化作用があります。

老化防止:悪玉コレステロールを減少させる不飽和脂肪酸や、抗酸化作用があるビタミンEやビタミンCには老化防止効果があります。

免疫力の向上:ビタミンAには免疫力を向上させる効果があります。

肝機能の回復効果:解毒作用があり肝機能の働きを助けるグルタチオンが含まれています。

がんの予防効果:プロトカテク酸にはガン細胞の増殖を抑制する効果があるほか、抗がん作用の強いルチンやカロテノイドなどのファイトケミカルを多く含んでいます。

東洋医学的側面

  • 寒熱: 平 (体を温めも冷やしもしない)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)・降(気を降ろす)
  • 臓腑:脾、肝、腸
  • 五味: 甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:なし

胃腸を温めることで消化を促進させ、食欲を増進させます。
疲労回復効果や、老化防止効果があります。
胃腸の調子を整え、便秘を解消します。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

栄養価が豊富ですが、脂質を多く含み1個(200g)当たり約350kcalと高カロリーなため、食べすぎに注意が必要です。また、脂質代謝を助けるビタミンB2を多く含む、レバー、魚介類しそアーモンドなどと食べるとよいです。

未熟なアボカドは20℃前後の場所に保存して追熟させ、果皮がやや黒っぽくなり、弾力が出てきた頃が食べごろです。冷蔵庫で保存すると低温障害を起こすため、冷蔵庫での保存は避けましょう。また、空気に触れると表面が黒くなりますが、切ったらレモン汁をかけておくと変色を防ぐことができます。

 

【監修】 大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手でで東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

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