DRピエール大友のお夜食 アボカド島豆腐サラダ

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ダイエット外来をしていると『先生は夜中にお腹が空いたらどうするの?』という質問を良く受けます。基本的には血糖値が下がり始めていることでお腹が空いているように思っているだけなので、『スロースクワット』などの運動をして糖新生を促すことはダイエットを効率よく進めます。

とは言え、DRピエールが夜食を全く食べないわけではありません。会議などで仕事が遅くなった時は近所に体に良いお夜食を食べに出かけることもあります。今日はその中から琉球チャイニーズTAMAアボカド島豆腐サラダをご紹介したいと思います。

こちらがアボカド島豆腐サラダ!


島豆腐とは聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、 長寿で有名な沖縄料理のゴーヤチャンプルーに入っているお豆腐が有名です。
普通のお豆腐と島豆腐は製法に違いがあります。
島豆腐は、大豆を生のまま絞って豆乳を作った後に後加熱します。その結果、たんぱく質の量やミネラルの量が通常のお豆腐よりもぐっと増えるという優れものの商品。
夜食に動物性のたんぱく質を摂りすぎてしまうと消化管に余計な負担がかかってしまうので、島豆腐は胃腸に優しくまたたんぱく質が取れる良い食材だと思います。

アボカド島豆腐サラダと一緒に和えてあるお野菜は古くからスパイスや薬として利用されているハーブの一種であるシャンツァイ(香菜・中国語)。ちなみに国ごとで呼び方が違く、パクチー(タイ語)やコリアンダー(英語)とも呼ばれることがあります。シャンツァイには独特な香りがあるため、好き嫌いがはっきりと分かれるかもしれません。シャンツァイの独特な香りは、モノテルペン類のセルミンやデカノールという芳香成分で、パセリやミントなどにも似たような成分が含まれています。シャンツァイには胃腸の働きをスムーズにして、消化を促進させる働きがあるので、食あたりの予防、胸のつかえ(嚥下)を改善する効果などもあります。また体を温め、発熱・発汗を促す働きもあるので冷え症や血行促進などの効果もあります。栄養素的にはβ–カロテンビタミンCビタミンEなどの栄養素が多く含まれています。

「森のバター」ともいわれるアボカドは、脂肪脂溶性ビタミンを豊富に含む、非常に栄養価の高い食品です。アボカドは脂肪は多いのですが、コレステロールの吸収を抑えるオレイン酸リノレン酸リノール酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、動脈硬化の予防に効果があります。また、免疫力の向上に効果があるビタミンAや抗酸化作用のあるビタミンEなどの脂溶性ビタミンも豊富です。それだけではなく、解毒作用があり肝機能の働きを助けるグルタチオンや生活習慣病予防に効果があるコエンザイムQ10も含まれていますので飲みすぎの人やお酒を飲む際の前菜としてもおススメできます。

睡眠時には胃腸を休めることも最大のアンチエイジングなのですが、今日ご紹介したサラダに含まれるアボガドも島豆腐もシャンツァイもどれも胃腸への負担が少ない食材。あまり遅くなってからのお食事は好ましくありませんが、夜食を食べたくなった時はこうした食材をサラッと食べてお休みになるのが良いと思います。

今回のお夜食は琉球チャイニーズTAMAの名物料理を分析してみました!

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

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