世界一美しい野菜のロマネスコはカラダに優しい前菜
ロマネスコはビタミンCと食物繊維がたっぷりの健康野菜
ロマネスコは花の蕾の粒が集まった花蕾(からい)
螺旋形で成り立っている幾何学的な様式から、“世界一美しい野菜”とか“悪魔の野菜“とか“神が作った野菜“とも呼ばれて、昔から兎にも角にも人の気を引く存在の野菜だったみたい。
ロマネスコはローマに由来するアブラナ科のお野菜でビタミンCと食物繊維がたっぷりの健康野菜。
お野菜の中でもトップクラスに多いビタミンCは身体のサビつきを整えてくれるだけでなく、疲労している時には働き過ぎになりがちな“副腎”という臓器を整えるのにも役立ちます。
もちろんシミ、シワ、たるみなどの美容にも欠かせないのはいうまでもなく。
アブラナ科は腸の免疫力も高めてくれる!
アブラナ科のお野菜は腸の粘膜にある免疫力を高めてくれることから腸の調子を整えるためにも欠かせません。
そのため前菜でアブラナ科のお野菜を食べておけば、メインのお肉を食べる時には腸がパワーアップして待っててくれることになります!
お肉の良いところは取り入れて、お肉の良くないところからは身体を守ってくれるので、大根、ルッコラ、ブロッコリー、キャベツなどはお肉と一緒にいただくことが多いと思います。
この前菜はロマネスコだけでなく、レモン、タイム、そばの実、セロリ、オリーブと健康に良いお野菜と亜鉛も豊富なホタテの取り合わせが印象的で食感は刺激的、お味はナチュラル。
医食同源のお手本のようなお料理でDr.ピエールはとても感銘を受けた一品でした。
お腹の調子が悪いなと思った時は胃腸を休めるためにアブラナ科のお野菜をお試しくださいね。
イレール 人形町
東京都中央区日本橋人形町2丁目22−2
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ