銀座のキャビアは精神安定剤

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黒い宝石キャビアが貴族や富裕層に愛される理由

「銀箔」に「鎮座」するキャビアを「銀座」の地でいただくという洒落たアミューズ。
ジャージー牛の生クリームとの相性も美しい。

ここは友人の有馬ソムリエが、アラン・デュカス氏に師事された上野シェフとスタートしたコンテンポラリーフレンチ。
お二人のせめぎ合うようなワインペアリングが素晴らしいレストラン。

世界有数の高級食材、キャビア。
この黒い宝石が貴族や富裕層に愛される理由は、その風味が絶賛されたこともあるのでしょうが、皇帝や王様に献上されてきた歴史にあるのかも。

というのも、ペルシャ人はチョウザメ‘病気を直し体力を回復するもの’と信じ、ローマ人は高貴な’神の魚’と呼んで宮廷料理とし、中世のイギリスでは全てが王家の消費のために確保され、王族のための魚「インぺリア・フィッシュ」と称されていたから。

神に例えられるのは、シーラカンスなどと同じく3億年近く前から殆ど姿を変えていないことに由来するのかもしれませんね!

キャビアの健康効果

乱獲がすすみ、絶滅の危機に陥ったことからワシントン条約で捕獲制限が課せられ価格が高騰したキャビア。
現在は世界各地で養殖の取り組みが行われていますが、長いもので寿命が100年のチョウザメは産卵までに10年近くかかるために未だ養殖といっても高価な食材です。

キャビアには神経の働きを正常に保つビタミンB12や、ストレスを緩和するパントテン酸が含まれているので、何かと気を使いそうな王族貴族の精神安定にも一役かっていたのかも知れません。

Le Signe ル・シーニュ
東京都中央区銀座5丁目4−15 6階

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ     

 

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