

ダイエッターのためのベジスープ「トムヤム水餃子」
トムヤムスープのダイエット効果
前回のアスリート向けに続き、今回はお肉の代わりに大豆ミートを使った「マッスル餃子」をアレンジし、トムヤムスープと組み合わせました。
トムヤムスープはダイエットの強い味方なのご存知ですか!?その理由は、ハーブにあります。
・トムヤムに欠かせないハーブその1
レモングラスには消化を助けて脂肪の分解を促進する効果があります。
・トムヤムに欠かせないハーブその2
こぶみかんの葉っぱは20種類のアミノ酸が全て含まれていることから、タイでは「魔法の葉」と呼ばれることも。
アミノ酸は血の巡りを良くして、エネルギーを消費しやすい状態にするため、基礎代謝の高い身体を作ってくれるのです。
・トムヤムに欠かせないハーブその3
唐辛子に含まれるカプサイシン。
これは余分なカロリーを燃焼させる働きを持つ「褐色脂肪細胞」を増やしてくれます。
ダイエッター向けアレンジと調理法
本場のトムヤムスープは甘酸っぱさを出すために砂糖やナンプラーが使われますが、ダイエッター向けにはシンプルにナンプラーと塩、レモン汁で味付けすることをおすすめします。
また、冷凍餃子はお湯で茹でずに直接スープに投入することで、ハーブやナンプラーの風味が餃子にも移り、美味しく仕上がります。
もちろん普通の餃子でも同じように作れますが、ダイエット中の人にとってカロリーと糖質が50%、脂質は80%カットというのはかなり嬉しいポイント。
外食も増えてきて体重が気になるという方は、この「トムヤム水餃子」を試してみてはいかがでしょうか。
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ