⑲ 機能性ディスペプシア 塩分、糖分の摂り過ぎはダメ!

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【Dr.大友とDr.菰池の対談動画はこちらをclick】

Dr.大友 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブディレクター 
お医者さんの生活指導とか食習慣指導だと、アルコールの話と糖分の話になると思うんですけど、しょっぱいものとか甘いものとかってどうなんですか?機能性ディスペプシアと関係していますか。

Dr.菰池 たまちホームクリニック院長
しています。

Dr.大友
関係してる。 

Dr.菰池
はい。しょっぱいものも甘いものも基本的には胃酸を誘発する物質ですので、特に辛すぎるものとか甘過ぎるものとかは胃酸を分泌させることで機能性ディスペプシアの症状を悪化させるってことは言われていますね。

Dr.大友
なるほど。ついお酒を飲んだりすると〆ラーメンに行ったりしたくなるんだけど。それはやっぱりよくないってことですか。

Dr.菰池
よくないでしょうね。〆ラーメンって結構、時間も遅くなりますし。結局寝る直前になってしまったりってことで、かなり食道や胃には負担がかかるでしょうね。

Dr.大友
なるほど。甘いものはどうですか。

Dr.菰池
甘いものも同様でしょうかね。これも先ほどからお話しているように、ストレス解消に適度な甘みはいいと思うんですけども、摂りすぎるってことは決していいことではないと思います。

Dr.大友
胃もたれを感じている人はスイーツ天国みたいなところに行くことはなかなかお勧めできませんね。

Dr.菰池
お勧めできないですよね。食生活を見直して頂くと、割とそこに引っかかる方って多いと思いますので意識をして頂きたいですね。

Dr.大友
実際そういうのを止めると症状よくなるものですか?

Dr.菰池
なる方はなりますね。はい。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

菰池信彦 たまちホームクリニック院長

日本内科学会認定医、日本消化器病学会認定消化器病専門医、日本消化管学会認定指導医、日本肝臓学会肝臓専門医、日本ヘリコバクターピロリ学会認定感染症認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本カプセル内視鏡学会認定医、日本医師会認定産業医

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