スイカ すいか

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夏を代表する果物のスイカは、その成分の90%以上が水分です。そのため、暑さで失われた水分を補うためにスイカを食べるのは理にかなっているといえます。また、スイカの糖分はすぐにエネルギーに変わるため、疲労回復にも適しています。

冷やしてそのまま食べるだけでなくジュースやシャーベット、スムージーにするなど工夫しだいで食べ方のバリエーションも広がります。スイカの旬は、ハウス栽培されたものは5~6月、路地ものは7~8月頃です。

栄養素

スイカは水分が多く栄養価が低いように思われがちですが、赤い果肉の部分にはβ‐カロテンやリコピンなどカルテノイドが多く含まれています。また、スイカから発見されたアミノ酸の一種、シトルリンは血管を若返らせる効果などが注目されています。また、ミネラルではカリウムが豊富で高血圧を改善する働きなどがあります。

スイカの主な栄養成分(可食部100gあたり 2~3口分)

効能・効果

・動脈硬化の予防:スイカに含まれるシトルリンには血管を拡張させる働きがあり、血流を改善するとともに動脈硬化を予防する効果があります。

・腎機能の改善:シトルリンには腎臓の機能を高め、腎炎や膀胱炎、排尿痛など腎障害の改善に効果があります。

・抗酸化作用:スイカの果肉の赤色はリコピンという天然の色素成分で、優れた抗酸化作用があります。体内の活性酸素を抑制し、動脈硬化の予防や紫外線による皮膚のダメージを防ぎます。

・LDLコレステロールの低下:リコピンにはLDL(悪玉)コレステロールを低下させ、血液をサラサラにする効果があります。

・利尿促進:スイカに多く含まれるカリウムには利尿を促進し、体のむくみやだるさを取る働きがあります。また、利尿を促進することで高血圧の改善にも効果があります。

・眼病予防:スイカに多く含まれるβ‐カロテンには視力を回復させ、目の充血、夜盲症など眼病予防に効果があります。

東洋医学的側面

  • 寒熱:寒(体の熱を冷ます)
  • 昇降・収散・潤燥:潤降(体の熱を冷ます、気を降ろす)
  • 臓腑:心胃、膀胱、腎
  • 毒性:無毒

 

・体に溜まった熱を冷ます作用が強く、ほてりやのぼせ、イライラを改善する働きがあります。

・水分を補給し、のどや体の渇きを癒します。熱中症の予防にも効果的です。

・気の流れを改善し、夏バテや疲労回復に効果があります。

・漢方では皮や種も利用します。(生では食べないこと)

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

・緑と黒の模様がはっきりとしているものが質が良いといわれています。

・叩いてみて、コンコンと高い音がするものが新鮮で食べ頃です。

・スイカの皮にも栄養が詰まっています。皮ごとジュースにしたり、炒め物やスープなどに利用したりするのも良い方法です。地域によっては漬物にして食べられています。

・体を冷やす働きが強いので、おなかが冷えやすい人や弱い人は食べ過ぎに注意しましょう。

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