クコの実 くこのみ

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クコの実は、古来から中国で栽培され、強精作用のある食べ物として中華料理に使われてきました。そして現在、美肌効果だけではなく、健康増進効果が高いスーパーフードとして人気を集めています。クコの実は身近な所では、杏仁豆腐や中華粥などのトッピングとして良く見られるのではないでしょうか。また、クコ酒や生食やドライフルーツなどとしても利用されています。クコは、果実(枸杞子くこし)、根皮(地根皮自じこっぴ)、葉は(枸杞葉くこよう)という生薬です。

栄養素

クコの実には多くのビタミンミネラルに加えて、ポリフェノールや食物繊維、β-カロテン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチンなどのカロテノイド類も多く含まれています。必須アミノ酸を含むアミノ酸18種類も含まれています。

クコの実(乾燥)の主な栄養成分(可食部100gあたり)

蛋白質・・・・・・・・14.3g
脂質・・・・・・・・・0.4g
炭水化物・・・・・・・77.1g
糖質・・・・・・・・・64.1g
カルシウム・・・・・・190㎎
鉄分・・・・・・・・・6.8㎎
ナトリウム・・・・・・298㎎
ビタミンA・・・・・・8047㎍
ビタミンC・・・・・・48㎎
食物繊維・・・・・・・13g
・分岐類アミノ酸・・・・1033㎎

効能・効果

クコの実に含まれているビタミン類が免疫力を高め、ガンの増殖を抑制する働きがあります。

肝腎を養い毒素から肝を守り、肝臓や腎臓を丈夫にする効能があります。

補養する作用があり、疲労した目を回復し、視力を改善する効能があります。

肝細胞の再生を促して、動脈硬化を予防する効果が期待されます。

東洋医学的側面

・寒熱:平(体を温めも冷やしもしない)
・昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
・臓腑:肝・腎
・五味:甘(補い滋養する作用)
・毒性:無毒

肝腎の陰を養う、精血を補い目を養う、肺を潤し咳を止める

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

クコの実は保存が難しく、日本で手に入るのは、クコの実は乾燥させたドライフルーツがほとんどです。ドライフルーツのクコの実は、おやつ感覚でそのまま食べる事が出来ます。ヨーグルトなどに混ぜて食べても、白湯にクコの実を入れて食べる食べ方もおすすめです。

クコの実の選び方としては、粒が赤く大きくて、乾燥した状態でもふっくら感があるものを選んでください。常温での保存でも大丈夫なのですが、糖分が溶けるとくっつきやすくなるので、特に夏場は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。クコの実は酸化しやすいので、保存には密封出来る缶などに入れ、日光にあたらないように、湿気も吸わないように保存して下さい。酸化すると黒っぽく変色したりしますので、この状態のものは食べない方が良いでしょう。

 

【監修】 大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

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