あけび(木通) あけび

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あけびは、東南アジア原産のアケビ科の蔦性落葉低木で、実が熟れる旬は9月~10月の晩秋です。実が熟すと紫色になった果実がぱっくりと割れて中から白いゼリー状の果肉と種が見えてきますので、その頃が食べごろです。果肉も果皮も食べる事ができ春の新芽や熟していない実も食べる事ができます。

栄養素

あけびにはイチゴなどと同じくらい多くのビタミンCが含まれています。また果皮には、カリウムが豊富に含まれており、体に不要な塩分を排出する作用を持っています。
アケビのつるは木通(もくつう)と呼ばれ、つるは古くから利尿、排膿の作用がある生薬として利用されてきました。

あけび(果肉)の主な栄養成分(可食部100gあたり)           

  • 蛋白質・・・・・・・・0.3
  • 脂質・・・・・・・・・0.1g             
  • 炭水化物・・・・・・・22.6g            
  • 食物繊維・・・・・・・1.1g             
  • ビタミンE・・・・・・0.2㎎             
  • ビタミンB1・・・・・0.07㎎             
  • ビタミンC・・・・・・65㎎             
  • カリウム・・・・・・・95㎎             
  • カルシウム・・・・・・11㎎             
  • 鉄分・・・・・・・・・0.3㎎             

あけび(果皮)の主な栄養成分(可食部100gあたり)

効能・効果

あけびに含まれているビタミンCは、風邪の予防や疲労回復、肌荒れなどに効果があります。
果皮に含まれているカリウムは、ナトリウムを排出する作用があり、高血圧に効果があります。またカリウムは筋肉には欠かせないミネラルです。

あけびのつるを採取し、10㎝くらいの長さに切り、日に干し、薄い輪切りにして木通と呼ばれる生薬を作ります。その木通を36gを1日量として、水500ccを加えて半量くらいになるまで煎じます。これを食前または食間に3回に分けて服用すると、腎炎や尿道炎、膀胱炎などのむくみに利尿剤として効き目があります。また、皮膚に塗ることによって、外用薬として使用できます。

東洋医学的側面

  • 寒熱:寒(体の熱を冷ます)
  • 臓腑:肺・肝・胃・腸・膀胱
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:なし

気や血の滞り、イライラ、むくみ、消化不良、胃熱

 

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

あけびは、皮に弾力があり、綺麗な紫色で、傷などのないものを選んでください。食べごろになったあけびは、日持ちしませんのでなるべく早く食べるようにして下さい。まだ熟れていないものはラップに包むかビニールなどの袋に入れて冷蔵庫で保存します。

あけびの実を食べる場合は、ぱっくり割れた中の種を含んだ白い部分、ほんのりと甘いです。そして皮の部分は、料理に使う事ができ、まだ若い芽は山菜として食べる事ができます。

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