④ 胃がん 胃を切った後に胃の機能はどう変わるの?

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【Dr.大友とDr.川村の対談動画はこちらをclick】

Dr.大友 (イシペディア編集長)
を取ると何が困るのかって事をお伺いしたいなと思うんですけども。胃は最初に食べ物を一回貯めて、そのあと次の小腸に順繰りに送ってくる役割があると伺いました。それ以外にも胃の機能は有りますよね。例えば胃液ってどんな働きをしてくれているんですか

Dr.川村(川村病院副院長)
胃液は胃の中に入ってきた食べ物の殺菌を行っています。

Dr.大友
なるほど。例えば食べ物を溶かしたりもするんですか。

Dr.川村
食べ物の主な吸収は、胃の先にある十二指腸以降の臓器で行っています。胃の中ではそれを消化吸収しやすい形にするために細かくしていくことが行われています。

Dr.大友
食べ物を少しずつ小さくしていく、後で吸収しやすいように小さくしていくってことですかね。

Dr.川村
そうです。

Dr.大友
質問なんですが、胃を切ったらどうなっちゃうんですか。胃液が出なくなる、少なくとも量は減るわけですよね。胃液が出なくなると、そうすると、食べ物を上手く細かくできなくなってしまうわけですよね。そうした観点から胃の手術をした後の人はどんなことに気を付けたら良いですか。

Dr.川村
まず食べ方に気を付けて頂く必要があります。よく時間をかけて噛んで頂いて、あとは一回の食事量を少なく、一日によく5回お食事を摂ったりとかの工夫が必要になってきます。

Dr.大友
一回の食べられる量が減っている分だけ、何回かに分けて食べていく必要があるということですね。

Dr.川村
そうですね。

Dr.大友
殺菌って話もありましたけれど、そうするとやっぱりお刺身とかの生ものは食べない方がいいですか。

Dr.川村
殺菌の作用も有るんですが、お刺身といった生ものの類を特別控える必要は無いかと思います。普通に召し上がって頂いて構わないと思います。

Dr.大友
それで、もし食べてて調子が悪いようだったら、ちょっと考えるっていうような感じでいいということですかね。

Dr.川村
そうですね。基本的に何を食べて頂いてもいいんですけど、その食べ方を気を付けてほしいです。先ほど申し上げたように、よく噛んで、時間をかけて召し上がって頂くことが大切だと思います。

Dr.大友
胃液が出なくなると、食べ物を上手く細かくできなくなってしまうわけですよね。そうすると、胃の手術をした後の人はどんなことに気を付けたら良いですか。

Dr.川村
食べる量にも気を付けて頂く必要があって、よく時間をかけて噛んで頂く他には、一回の食事量を少なくして、一日に5回くらいこまめにお食事を摂ったりとか、そういった工夫が必要になってきます。

Dr.大友
一回の食べられる量が減っている分だけ、何回かに分けて食べていく必要があるということですね。

Dr.川村
そうですね。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

川村雅彦 川村病院副院長
日本外科学会 専門医、日本消化器外科学会 専門医指導医、日本消化器内視鏡学会専門医指導医、日本消化器病学会 専門医、消化器がん治療認定医、日本乳癌学会 認定医、日本医師会認定産業医

‘診断から治療、看取りまで’をモットーにどんな時も患者さんの心に寄り添える医師を心がけています。

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