⑤ 胃がん 胃を切った後の胸焼け

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Dr.大友 (イシペディア編集長)
を切った後の症状は十二指腸をはじめとする小腸に色々と負担がかかることによるって話をお伺いしましたけども。解剖学的には食道があって、胃が有って、十二指腸になっていくと思うんですけども、食道とかにはあまり症状は出ないんですか。

Dr.川村(川村病院副院長)
最近では、幽門とか噴門といった胃の入口、出口を残す術式も一部の早期ガンに行われています。
多くの胃ガンの手術では、その幽門もしくは噴門、つまり出口もしくは入口が失われる事になります。そのため十二指腸から膵液、それから胆汁の逆流が起きたり、はたまた胃の中にある胃液が食道に逆流するといった逆流食道炎などの症状が起きやすくなります。

Dr.大友
そういうことは、食べ物を消化するために出ている、胃液だったり、膵臓から出ている膵液だったりっていうものが逆流してきてしまうってことですか。

Dr.川村

そういう事です。

Dr.大友
どんな症状が出るんですかね。

Dr.川村
胸やけであったり、みぞおちの違和感、そういう逆流症状が多くみられます。

Dr.大友
胃の手術をした後にそんなところに違和感があったら、結構不安になりそうですけど。

Dr.川村
そうですね。そういう症状は、たいがいコントロールできる事が多いので、そういう胃酸を抑えるお薬だったりとか、そういうお薬を使って多くの症状は抑える事ができると思います。

Dr.大友
食べ物で、たとえば野菜を摂った方がいいとかそういったことでなんかありますか。

Dr.川村
逆流症状を抑えるというために何か摂るということはありませんが、食事を摂った後ですね直ぐに横にならない、これは胃の手術をされない方でも一般的にそうですけども、やはりそういう事を心がけて頂くと症状を和らげる(緩和できる)かもしれません。

Dr.大友
胸やけを起こす消化液の逆流を防ぐためには、食べた後に直ぐ寝ない、それがすごく重要ということですね。

Dr.川村
はい。

Dr.大友
ありがとうございます。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

川村雅彦 川村病院副院長
日本外科学会 専門医、日本消化器外科学会 専門医指導医、日本消化器内視鏡学会専門医指導医、日本消化器病学会 専門医、消化器がん治療認定医、日本乳癌学会 認定医、日本医師会認定産業医

‘診断から治療、看取りまで’をモットーにどんな時も患者さんの心に寄り添える医師を心がけています。

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