⑥ 胃がん 胃を切った後は30回以上噛むこと

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【Dr.大友とDr.川村の対談動画はこちらをclick】

Dr.大友 (イシペディア編集長)
を切った後に、よく噛む、咀嚼(そしゃく)をすることが大事だと仰っていましたけど、具体的にはどのくらい噛んだらいいんですか。

Dr.川村(川村病院副院長)
胃が無くなる(小さくなる)ことで、胃の中で本来行われていた、かくはんして物を小さくする能力が失われています。口の中でなるべく消化されやすいようにですね、よく噛んで頂くことが大事です。一般的には、大体30回くらい咀嚼して頂くといいとされています。

Dr.大友
30回って結構長いですよね。1分くらい、1分弱ぐらいですよね。

Dr.川村
それくらいかかるかもれしません。

Dr.大友
ゆっくり食事を食べるって結構大変なんじゃないですか。今まで駆け込むように召し上がっている方も、少なからずいらっしゃると思うんですけど。なんか、おすすめの方法とかありますか。

Dr.川村
特に男性の方は早食いの方が多いので、何かをしながら、本を読みながら、テレビを見ながら、食事をすると少し咀嚼する時間が長くなるかも知れません。

Dr.大友
家族とか人と一緒にゆっくりゆっくり、ながらでご飯を食べる方がいいという事ですか。

Dr.川村
そういうことですね。

Dr.大友
それ以外に何か気を付けた方がいいこととか、ありますか。水分を、少しマメに摂った方がいいとか。

Dr.川村
胃が失われている方は、食べ物がどんどん胃から先の小腸に流れていくので水分を摂りすぎるとダンピング症候群が起きやすくなってしまいます。そのため程々の量で、あまり水分を食事と一緒に摂りすぎないという事も大事ですね。

Dr.大友
お水が食べたものを押し込んで、ただでさえ胃が貯めにくくなっているのが、先に行き易くなってしまうからということですかね。

Dr.川村

そういうことですね。

Dr.大友
なるほど。食事とはまた別に、水分を摂るように心がけた方がいいということでしょうか。

Dr.川村
はい。

Dr.大友
ありがとうございます。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

川村雅彦 川村病院副院長
日本外科学会 専門医、日本消化器外科学会 専門医指導医、日本消化器内視鏡学会専門医指導医、日本消化器病学会 専門医、消化器がん治療認定医、日本乳癌学会 認定医、日本医師会認定産業医

‘診断から治療、看取りまで’をモットーにどんな時も患者さんの心に寄り添える医師を心がけています。

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