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アジの干物を食べれば安眠間違いなし [睡眠ホルモン’メラトニン’をひもとく]

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睡眠の質はトリプトファンにあり!?

アジといえば青魚、青魚といえばDHAEPA
DHAとEPAといえば、アルツハイマー病、心筋梗塞、がん等の火種(慢性炎症)を抑えてくれることで有名
他にもEPAは血液のサラサラ効果や花粉症などのアレルギー症状を和らげてくれる効果もあるので、海外の学会に参加していると“日本人は魚を食べるから健康“だと信じているのが伝わってきます。

お寿司が外国の人たちにブームなのも、きっとそういったイメージの延長線にあるはず。

DHA・EPA以外にアジで見逃せないのがアミノ酸
成長ホルモンの分泌をうながすアルギニンや脳をリラックスさせる神経伝達物質セロトニンの前駆物質であるトリプトファンなどのアミノ酸が豊富なのも嬉しい。

セロトニンはマグネシウムと反応して脳内で睡眠を司るメラトニンとなり、睡眠の質を高めてくれます。

頻繁にお魚を食べたいと思っていても、やはりお魚を毎日食べるのはハードルが高い。そこでピエールは先人たちにならって手作りの干物をいただくことも多い
ただ薄塩で作っても干物はどうしても塩分も濃いので、マグネシウムやカリウムも豊富な緑黄色野菜と一緒にいただくのがオススメ

アジの干物はそのまま食べても美味しいのですが、干物ディップにするとお野菜をパクパクもりもりできる一皿に早変わり会食でお野菜が足りないなと思った時は、家に帰った後にアジディップを付けながらお野菜チャージをすることも良くあります。今回は酒盗とナンプラーを使ってタイ風味にしてみました。

タイ風味の干物のペースト  医食同源レシピ

✳️干物のペースト✳️

【材料】
アジの干物 : 大1枚
エシャロット : 1個
(または玉ねぎ1/4個)
赤唐辛子 : 2本
ニンニク : 1片
トマト : 1/2個
(A)
酒盗 : 小さじ1/2
ナンプラー : 小さじ1/3
レモン汁 : 1/2個分

【作り方】
① 干物を焼き、骨と皮を取り除いて身だけにする。

② ①とエシャロット、ニンニク、唐辛子、トマトをフードプロセッサーかすり鉢で荒くペースト状にする。

③ (A)を入れて更に混ぜ合わせ、お野菜と共にいただく。

 

睡眠と免疫力に重要なホルモン メラトニン

メラトニンは脳の松果体で合成されるホルモンで、睡眠と覚醒のサイクル(概日リズム)を司どっています。メラトニンはアジの干物にも含まれていたトリプトファンと呼ばれるアミノ酸から作られて、体内でセロトニンになり、その後メラトニンに変化していきます。

メラトニンが不足していると、入眠ができなかったり、たびたび睡眠の途中で目を覚ますことになってしまいます。

 

メラトニンは睡眠だけではなく、免疫にも大きな働きをしていることが注目されています。

メラトニンにより深い眠りの周期が調整されることと、メラトニンはストレスを緩和することで免疫の機能が活性化されます。そのため海外では癌、特に乳がんや前立腺がんの代替療法として注目されているほか、風邪を引き起こすウイルスなどの外部からの侵入者に対しても抵抗力を発揮して身体を守ってくれます。

またメラトニンは活性酸素などのフリーラジカルを除去する、その強力な抗酸化作用によるアンチエイジング効果でも有名です。

万病のもととになる酸化ストレスに対抗することで、老化による疾患から身を守ることが期待されています。
欧米ではホルモン補充による代替療法はメジャーな治療法です。国内でも保険外診療ではありますが、私の所属しているクリニックをはじめとして治療を行っているクリニックがありますので、ご興味のある方はご相談ください。

 

シェフドクターピエールのInstagram 【@chefdoctor_pierre】はこちらから!

 

〔シェフドクター ピエールの正体〕

渋谷セントラルクリニックエグゼクティブディレクター
日本抗加齢医学会専門医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)、日本麻酔科学会専門医

料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ及びボルドーワイン騎士団コマンドリー、ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ、シャンパーニュ騎士団シュバリエと各団体から名誉ある騎士号を叙任している。またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。

医師としては国内のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療でアーティストや財界人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどの鍼の名手で東洋医学にも造詣が深い。

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