しそ油 しそあぶら

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しそ油はシソ科の植物エゴマの種子から搾油される植物油です。原料がエゴマのため、エゴマ油とも呼ばれます。エゴマはシソ科の植物ですが、薬味などに使われる青しそとは異なります。シソの香りがするわけではなく無味無臭です。一般的な植物油よりもサラサラとして口当たりが良い油です。

栄養素

しそ油は、他の植物油に比べリノール酸の含有量が少なく、αリノレン酸が豊富に含まれるのが特徴です。αリノレン酸は、血液中の余分なコレステロールや中性脂肪を減少させ、血流を改善する効果があります。高血圧や脂質異常症、糖尿病など生活習慣病の予防、改善に役立ちます。

1日にスプーン一杯程度のしそ油を摂ることで、肌に潤いを与え、肌荒れや吹き出物を予防します。また細胞の中にある「ペルオキシソーム」と呼ばれる脂肪の燃焼に関わる器官の働きを補助するため、肥満予防やダイエット効果が期待できます。

しそ油の主な栄養成分(100gあたり 大さじ78杯)

効能・効果

冷え性、肩こりの改善

しそ油に含まれるαリノレン酸は、血液中のLDL(悪玉)コレステロールを減少させ、血液をサラサラにする働きがあります。血管をしなやかに保ち、血行が良くなることで冷え性や肩こり、むくみの予防につながります。

老化防止(アンチエイジング)

エゴマに含まれるαリノレン酸やビタミンEには優れた抗酸化作用があり、細胞の老化を予防するアンチエイジング効果があります。また、脳細胞を活性化し、脳機能の衰えを防ぎます。アルツハイマー型認知症の予防、改善にも効果が期待されています。

花粉症の予防

しそ油に含まれるαリノレン酸にはリノール酸の働きを抑制し、アレルギーを防ぐ効果があります。花粉症による目のかゆみやアレルギー性鼻炎の予防に効果があります。

うつ症状の改善

αリノレン酸は体内でDHAEPAに変換されます。このうちEPAには精神を安定させる作用があり、精神不安やうつ病を改善する効果があると考えられています。産後うつにも効果があるという報告があります。

東洋医学的側面

  • 寒熱:平(体を温めも冷やしもしない)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
  • 臓腑:脾、肺 
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:無毒

 

血行を改善し、冷え性や肩こりを改善します。
免疫力を高め、風邪などの感染症を防ぎます。
皮膚や粘膜を健康に保ち、ものもらいや吹き出物を予防します。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

・しそ油は他の植物油に比べ、酸化しやすいデリケートな油です。通常は半年から1年程度に使用期限が設けられています。期限に注意し、開封後は1か月程度を目安にできるだけ早く使い切りましょう。
・小さな遮光瓶などに入れ、必要な分だけ常温で使えるようにすると便利です。
・しそ油は熱に弱い性質があるため、炒め物や揚げ物には向きません。サラダやおひたしなどにかけるなど使い方を工夫してみましょう。

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