えごま油 えごまあぶら

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えごま油はエゴマというシソ科の植物の種子から採取される油です。原料となるエゴマはシソに似ていることからシソ油とも呼ばれます。また“ゴマ”と名前が付きますが、ゴマ油とは異なります。

栄養素

エゴマ油はn-3系脂肪酸に属するαリノレン酸の含有量がおよそ6割と高く、血流を改善し動脈硬化や血栓を予防する効果があります。また、αリノレン酸は体内で代謝されDHAEPAに変わります。DHAEPAは青魚に多く含まれる成分で、細胞の酸化を防ぎ、脳や神経を健康に保つ働きがあります。

また、エゴマ油はオレイン酸とリノール酸の含有バランスが良く、相乗効果として血液中のLDL(悪玉)コレステロールを効果的に減少させます。動脈硬化を予防し、虚血性心疾患や脳卒中を予防する効果につながります。

えごま油の主な栄養成分(100gあたり 大さじ78杯)

効能・効果

生活習慣病の予防、血流の改善

えごま油には、αリノレン酸が豊富に含まれています。血液中のLDL(悪玉)コレステロール値を低下させ、血液をサラサラにして、高血圧、脂質異常症など生活習慣病を予防します。また、血管をしなやかに拡張させ、血流を改善する効果があります。

アレルギーの予防

えごま油に含まれるあるαリノレン酸は、アレルギーの原因となるリノール酸の働きを抑制し、アレルギーを予防する効果があります。アトピー性皮膚炎や花粉症の予防に効果が期待できます。

認知症の予防、記憶力の向上

えごまの主成分αリノレン酸は、体内でDHAEPAに代謝され、脳を活性化し、記憶力や判断力を高める効果があります。また、アルツハイマー型認知症の予防にも効果があるといわれています。

目の健康を守る、眼病予防

αリノレン酸から作られるDHAは目の網膜に多く含まれる成分で、視力の回復や眼病予防に効果があります。

東洋医学的側面

  • 寒熱:平(体を温めも冷やしもしない)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
  • 臓腑:脾、肺 
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:無毒

血液やリンパの流れを改善し、冷えやむくみをとります。
気道や肺を潤し、細菌やウイルスの感染を防ぎます。
のどを潤し、咳やぜんそくを改善します。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

・エゴマ油は他の植物油に比べ、熱に弱く酸化しやすい性質があります。加熱調理に利用するより、生のままサラダのドレッシングやカルパッチョ、マリネなどに利用した方が良いでしょう。ピザ、パスタ、ヨーグルト、冷奴などに数滴かけて食べるのもおススメです。

・エゴマ油には健康に役立つ成分が多く含まれていますが、一般の植物油と同じようにカロリーが高いため、摂り過ぎには注意が必要です。一日にスプーン12杯を目安に摂取しましょう。

・エゴマ油は酸化しやすく熱に弱いため、キャップをしっかり締め、密封容器などに入れ、冷蔵庫で保管しましょう。小さな瓶に分けて食卓に置くなど、できるだけ酸素に触れないように工夫して使いましょう。

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