綿実油 めんじつゆ

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綿実油は綿花の種子から搾油した植物油です。風味が良く酸化しにくい酸化安定性に優れており、日本では高級な食用油として利用されています。クセがなくまろやかな上質な油で、高級天ぷら店や一流料亭などでも使われています。「食用油の王様」とも呼ばれます。

栄養素

綿実油の成分のおよそ50%はリノール酸です。リノール酸は血液中のLDL(悪玉)コレステロールを減少させる働きがありますが、摂り過ぎるとHDL(善玉)コレステロールも減少するため、過剰摂取に注意する必要があります。
綿実油には飽和脂肪酸のパルミチン酸が2030%ほど含まれます。パルミチン酸は動物性脂肪に多く含まれる脂肪酸で、1gあたり9Kcalと糖質の2倍以上の高エネルギー源となります。また、動脈硬化を予防するαリノレン酸、高い抗酸化作用があるビタミンE 、止血作用があるビタミンKなどを含有しています。

綿実油の主な栄養成分(100gあたり 大さじ78杯)

効能・効果

生活習慣病の予防

綿実油に含まれるリノール酸には、血液中のLDL(悪玉)コレステロール値を低下させる働きがあります。LDLコレステロールが減少することで、血流が改善するとともに、高血圧や脂質異常症、糖尿病など生活習慣病の予防効果があります。ただし、過剰に摂取するとHDL(善玉)コレステロールも減少させるため、摂り過ぎには注意が必要です。

疲労回復、スタミナの増強

綿実油に含まれるパルミチン酸は、飽和脂肪酸の一つで高いエネルギーを産生します。疲労回復を促進し、スタミナをアップさせる効果があります。

活性酸素の除去効果

綿実油に含まれるビタミンEには、体内で発生する活性酸素を除去する効果があります。細胞の老化を防ぐとともに、血管壁を守り、高血圧や動脈硬化を予防します。

東洋医学的側面

  • 寒熱:温(体を緩やかに温める)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
  • 臓腑:脾、肺 
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:無毒

「気」を補充し、活力を与えます。
体を温め、血流を改善します。
のどや粘膜の乾燥を防ぎます。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

・綿実油は香りや風味、舌触りが良く、酸化しにくい性質があるため天ぷらや揚げ物などの調理に向いています。プロの料理人の評価も高く、料理の味や出来栄えを良くします。

・綿実油は脂肪酸の組成によって、温度が下がると白く濁ることがあります。劣化したわけではなく、熱を加えれば元に戻り、品質には問題ありません。

・揚げ物などに利用した油は、濾過器を使い残りカスをしっかり取り除き、遮光瓶に入れ保存しましょう。油は23回利用できます。

・直射日光を避け、常温で保存します。酸化を防ぐため、キャップをしっかり閉じましょう。

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