③ 大腸がん 手術や放射線治療をしたらどんな症状が待っているの?

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Dr.大友 (イシペディア編集長)
大腸がんの治療後、例えば手術をしたりとか放射線を治療した後の食生活を考えたいと思いますまず腸ってどんな状況になっているんですか。やっぱり色んな症状が出るようになるんですか。

Dr.川村(川村病院副院長)
そうですね。大腸がんの手術をされますと、純粋に腸の長さが短くなります。それに加えて、最近は腹腔鏡の手術が増えていますけども。

Dr.大友
腹腔鏡っていうのは、よくいう内視鏡でカメラだけで、外から大きく傷を開けない手術のことですね。

Dr.川村
そうですね。腹腔鏡の手術は傷の小さい、回復の早いと言われている、最近普及しつつある手術のことです。なので、癒着(ゆちゃく)の問題が開腹手術よりは少ないです。とは言え少なからずは癒着の問題も起きてしまいますが。

Dr.大友
癒着とは、腸と腸がくっついてしまってうまく機能しなくなる事ですね。

Dr.川村
そういうことですね。癒着によって、お腹の動きが悪くなったり。それに伴って、お通じ(便通)の障害、下痢であったり便秘であったりというのが出てくる事があるかと思います。

Dr.大友
なるほど。手術で腸を触れることによって、やっぱりそういう機能が少し落ちるということですね。便秘と下痢どっちが多いですか。

Dr.川村
人それぞれですけど、便秘の方が多いのではないかなというのが、私の印象ですね。

Dr.大友
外科医としての印象は論文とは別にありというか大事ですね。それ以外に、便以外のことで何か気になることっておきるんですか腸の手術をしたら、どんなことが起きるのか、多分知らない人も多いと思うんですけど

Dr.川村
それ以外ですと排尿障害であるとか。

Dr.大友
排尿障害。

Dr.川村
それは、直腸がんの手術の方ですね。

Dr.大友
なるほど。

Dr.川村
神経をいじりますので、そういった障害が出る方がいらっしゃいます。

Dr.大友
おしっこのトラブルが有るかもしれないってことですね。

Dr.川村
そうですね。

Dr.大友
便が感じにくくなって、神経がと仰いましたけど、便を感じにくくなったりとかそういうことって無いんですか。

Dr.川村
あとは頻便(ひんべん)ですね。

Dr.大友
頻便?頻繁に便ですね。

Dr.川村
トイレに行っても、お通じができらずに、また直ぐ便意をもよおす。

Dr.大友
なるほど。お通じに行きたくなる回数が多くなってしまう。

Dr.川村
そういうことですね。

Dr.大友
そういうことが続くと言う事ですね。例えば手術をしてずっと続くのですか。それともだんだん良くなっていくものなんですか。

Dr.川村
一般的には慣れるまで3か月間くらい色々苦労されてることが多いかなと。でも主治医の先生と相談して、色んなお薬を使ってコントロール出来る事が多いと思いますが、でも中には色々なお薬を試してもなかなかうまくコントロール出来ずに色々悩まれている方もいらっしゃると思います。

Dr.大友
そういう方の為に、少しこれからどんな食事をしたらいいのかということを、また考えていきましょうか。

Dr.川村
はい。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

川村雅彦 川村病院副院長
日本外科学会 専門医、日本消化器外科学会 専門医指導医、日本消化器内視鏡学会専門医指導医、日本消化器病学会 専門医、消化器がん治療認定医、日本乳癌学会 認定医、日本医師会認定産業医

‘診断から治療、看取りまで’をモットーにどんな時も患者さんの心に寄り添える医師を心がけています。

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