② 過敏性腸症候群はどんな人がなりやすいのか

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【Dr.大友とDr.菰池の対談動画はこちらをclick】

Dr.大友 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブディレクター
過敏性腸症候群ですけれども、どんな人に多いとかってありますか。

Dr.菰池 たまちホームクリニック院長
こういう人に多いっていうことは、あまり報告はされていないんですけども。年齢層でいうと、若い方の方がご年配の方よりは多いですし、男女差はあまりないとは言われています。
私が診療しているイメージだと忙しいビジネスマンとかOLさんなどの職業の方に多くて、割とお仕事を辞められた年配の方は症状が治っていく傾向にありますね。

Dr.大友
それは、心理的なストレスだったり社会的ストレスが関係している

Dr.菰池
多大に影響していると思います。

Dr.大友
なるほど。それ以外にはどうですか?たとえば、太っているとか、痩せているとかそういう人でなり易いとかありますか?

Dr.菰池
体型によってなりやすい、なりにくにってのはあまり無いと思いますけれども。太っていらっしゃる方が発症してしまうと症状が強く出てしまう傾向はあるようですね。

Dr.大友
他の国ではどうですか?日本で多い疾患なんですか。

Dr.菰池
そうですね。日本でも増えてはいます。
なぜだかわかりませんけど南米の方が非常に多く報告されているとか、ヨーロッパの中でも国によってだいぶ差があると。例えば、フランスなんかでは低い。イギリス、ドイツでは高いというふうに報告されていますけど。原因はまだはっきりわからないようです。

Dr.大友
それは、もしかしてその国々の伝統的な食事だったり遺伝的な要素がバッククラウンドにあるかな。

Dr.菰池
可能性は有りますよね。面白いですよね。

Dr.大友
はい。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

菰池信彦 たまちホームクリニック院長

日本内科学会認定医、日本消化器病学会認定消化器病専門医、日本消化管学会認定指導医、日本肝臓学会肝臓専門医、日本ヘリコバクターピロリ学会認定感染症認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本カプセル内視鏡学会認定医、日本医師会認定産業医

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