⑩ 過敏性腸症候群とプロバイオティクスの関係

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Dr.大友 (イシペディア編集長)
僕の患者さんの多くは、お通じの調子が悪くなったり、下痢っぽくなったり、便秘したりっていうと、もうみんなプロバイオティクスがいいんだと思って、結構ヨーグルトを食べている人が多いんです。まずプロバイオティクスって何ということからご説明していただいていいですか。

Dr.菰池 (たまちホームクリニック院長)
はい。プロバイオティクスって、要は腸内環境を整えるような菌のことですよね。

Dr.大友
腸内細菌のバランスを整えるみたいな、そういうことですかね。

Dr.菰池
そういうことですね。

Dr.大友
なるほど。で、どういいんですか。

Dr.菰池
・・・一言でいうと、悪玉菌を排除して、善玉菌を増やすということなんでしょうけど。結果的に腸の動きがよくなったり腸管免疫が活性化したりということで症状を改善できる可能性があるということでしょうね。

Dr.大友
〇〇菌がいいっていうのはコマーシャルをみてるといっぱいあると思うんですけども、どうなんですか?その菌の種類って結構あるんでですか?

Dr.菰池
山ほどありますよね。どれがいいかっていうのは、研究者の方が研究されているんでしょうけども。人によって合う合わないもありますが、どれだけを摂るといいって言うのは今のところは結論付けられていませんよね。

Dr.大友
それはもともとの細菌叢における細菌の分布が人によって違うからという感じでよいですか。

Dr.菰池
そうですね。

Dr.大友
多分この話をすると保険診療で使われているビオフェルミンとかミヤBMとか整腸剤のようなプロバイオティクスはどうなんですか。という話になると思うんですけど。外来ではどのようにお話されているのですか。

Dr.菰池
そうですね。保険診療で普通に処方できるお薬ってその辺りですので、もちろん私も原則処方はします。食事療法によって改善した後に症状が残る方にも処方します。

Dr.大友
ありがとうございます。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

菰池信彦 たまちホームクリニック院長

日本内科学会認定医、日本消化器病学会認定消化器病専門医、日本消化管学会認定指導医、日本肝臓学会肝臓専門医、日本ヘリコバクターピロリ学会認定感染症認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本カプセル内視鏡学会認定医、日本医師会認定産業医

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