ハチノスを世界一愛するイタリア人

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牛肉の2番目の胃、トリッパ

トリッパとはの2番目の胃、ハチノスを煮込んだイタリアを代表する料理のひとつ。
だいたいハチノスの食べ方にこんなバリエーションがある国はあるまい。
そのレシピは地方によってハッキリと差がある。

モンタルチーノ風はサフラン入りの黄色いトリッパで、生ハムとバター入りでこってり。
ナポリ風はレモンの皮とレモン汁入り。ローマ風はもちろん地元のチーズ、ペコリーノ・ロマーノ入り。

銘酒であるブルネッロモンタルチーノと合わせるモンタルチーノ風はまさに絶品なのだが、最近は乳糖不耐症なので、目下のところDr.ピエールのお気に入りはシンプルにお野菜やハーブ、トマトと共に柔らかく煮込んだトスカーナ風。
フィレンツェにはトリッパの屋台が数多く並ぶ通りがあり、エリート風のサラリーマンから買い物帰りのおばあちゃんまで老若男女がコップにワイン片手にトリッパサンドをほおばる様子がなんとも美味しそうでつい手が伸びたものです。

トリッパの知られざるパワー 

何よりもトスカーナ風のトリッパが引き立たせるのがサルサヴェルデ(緑のソース)。
イタリアンパセリニンニクオリーブオイル、ワインビネガーを混ぜたソースは脂を切るだけなくお酢や野菜のミネラルビタミンで身体に力を与えてくれます

さらに今回いただいたのは春のわずかな時期にしか出回らないイタリア産の小さな緑豆が散らしてあり、甘苦さのアクセントとして絶品!

ハチノスはビタミンB群が豊富で糖質の代謝を助けてくれるほか、ビタミンEで活性酸素を抑える効果も。
フィレンツェの人達のお肌が綺麗だったのはハチノスのおかげかも知れないね!

もしニーズがあるなら和の素材を使って日本風の美肌トリッパを作ってみようかな。

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ    

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