サフラン さふらん

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サフランは地中海沿岸地域が原産で、古くから、イラン、中国など世界各地で香辛料、染料、薬草として用いられてきました。パエリアやブイヤベースなどに使われるほか、きれいな黄色いサフランライスにも欠かせないバーブとしてよく知られています。サフランは、アヤメ科のクロッカス・サティウスの花のめしべの部分を乾燥したものなので、採取量が非常に少なく、とても高価なハーブとしても知られています。日本でも栽培されていますが、イランが最大の生産国となっており、全体の90%以上を生産しています。サフランは、乾燥したものが市場に出回るため、1年中購入できますが、日本で栽培するときは9月下旬から11月上旬にかけて開花し、めしべをとることができます。

栄養素

サフランには、エネルギー生産にかかわるビタミンB1、細胞の新陳代謝を促進するビタミンB2糖質脂質タンパク質の代謝に不可欠なナイアシン、赤血球を作る葉酸、抗酸化作用があるビタミンCなどのビタミン類が豊富に含まれています。脂溶性ビタミンとしては、抗酸化作用がある、αカロテンやβカロテンも多く含まれています。また、リン、カルシウム、マグネシウムなど歯や骨を構成するミネラルも豊富です。

サフランには黄色い色素であるクロセチン、香り成分であるサフラナール、苦み成分のピクロクロシンが含まれています。

サフランの主な栄養成分(可食部100gあたり)

効能・効果

認知症予防:サフランの黄色い色素であるクロセチンは神経細胞対して記憶障害を改善する作用があるため、認知症予防や記憶力の改善に有効です。また、苦み成分のピクロクロシンも脳の神経細胞に作用し、記憶力の向上や記憶障害の改善に効果があります。

疲労回復:エネルギー生産にかかわるビタミンB1を多く含んでいるため、疲労回復効果があります。また、黄色い色素のクロセチンは、眼精疲労の軽減にも効果的です。

冷え性の改善:香り成分のサフラナールには、血管を拡張して、発汗を促し、体を温める作用があるため、冷え性、生理不順、更年期障害などの改善に効果があります。

睡眠の改善:クロセチンには睡眠を改善する効果があるほか、サフラナールが体を温め睡眠の質を改善してくれます。

老化防止:抗酸化作用のあるビタミンCやα-カロテンを豊富に含むため、活性酸素によるダメージを抑えて細胞の老化を防いでくれます。

その他に、サフランには動脈硬化の改善、血中コレステロールの低下、がん予防、美肌効果など、さまざまな効果があり、古くから中国などで漢方薬として用いられてきました。

東洋医学的側面

  • 寒熱:寒
  • 臓腑: 心・肝
  • 五味: 甘
  • 毒性: 無し

月経不順の改善やストレスの軽減に効果があります。
解毒作用があります。
のぼせやほてりを抑えます。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

サフランを多量に摂取すると、欠陥が拡張しすぎて、めまいやのぼせの原因になったり、脳が興奮して熟睡できなくなってしまうことなどがあります。また、子宮の収縮作用もありますので、妊娠中授乳中は摂取を控えた方が良いでしょう。
サフランは、風味を落とさないように、密閉容器に入れて冷暗所に保存します。

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