緑豆 りょくとう

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インド原産の緑豆は、青小豆ともいわれるアズキの仲間で、アジア各国、南アメリカ、アフリカなどで栽培されています。日本の気候は緑豆の栽培に適さないため、ほとんどが輸入品です。日本では緑豆として、そのまま食べるよりも、緑豆もやしや緑豆春雨として食べることが多い食品です。

栄養素

緑豆は炭水化物を多く含んでいます。食物繊維も多いので、腸の働きを助け、便秘を解消してくれます。貧血予防に効果がある鉄、体内の水分含有量を調節する効果があるカリウム、骨を丈夫にするカルシウムなどのミネラル類も豊富です。ビタミン類では、赤血球の生成を助け貧血予防に効果がある葉酸、エネルギー代謝に関与し疲労回復に効果があるビタミンB1などが豊富に含まれています。

緑豆の主な栄養成分(可食部100gあたり 1カップ170g

効能・効果

むくみの解消:カリウムは体内の余分な水分を排出し、むくみを解消してくれます。余分なナトリウムも排出するため、高血圧の予防にも効果があります。

夏バテ防止:エネルギー源となる糖質の他、エネルギー代謝を助けるビタミンB1を豊富に含んでいるので、疲労回復に効果があります。また解熱作用があるため、夏の暑い日や発熱時に体の熱を体外に逃がす作用がありますので、夏バテで体力が低下しているときにはおすすめの食材です。

便秘解消:食物繊維の働きにより、腸内の老廃物を排出し腸の働きを活性化させるほか、腸内細菌叢を改善し、お通じを良くしてくれます。

老化防止:古くから漢方薬としても使われているように、解毒作用が非常に高く、体内の老廃物や有害物質を排出するため、細胞の老化防止に効果があります。また、コレステロールの蓄積も防いでくれるので、動脈硬化の予防にも有効です。

血糖値の上昇の抑制:緑豆のα-グルコシダーゼ阻害作用により、血糖値の上昇を抑制します。

東洋医学的側面

  • 寒熱: 涼 (穏やかに体の熱を冷ます)
  • 昇降・収散・潤燥:降(気を降ろす)
  • 臓腑:心・胃
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:無毒
     

余分な熱を収め毒素を消す効果があります。利尿作用があり、夏バテ防止に有効です。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

緑豆は乾物なので長期間保存ができますが、温度や湿度が高い場所では、害虫やカビがつく危険があります。味や風味の低下を防ぐためにも、風通しの良い涼しい場所か冷蔵庫などで保存するようにしましょう。

茹でた緑豆は日持ちがしませんので、冷蔵庫に保存し早めに食べるようにします。冷凍庫でも保存できますが、冷凍・解凍を繰り返すと組織が破壊されおいしくなくなってしまいますので、冷凍する場合は、1回分ずつ小分けにして冷凍するようにしましょう。

また、緑豆をたくさん食べるとうまく消化できずおなかが張ってしまうような場合は、1520℃くらいの温度で発芽さて食べると消化がよくなり、食べやすくなります。

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