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[ドクターの㊙レシピ] タデ(蓼)を食べたら、ピエールが元気になった話

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漢方薬としても使われてきたタデ

『蓼食う虫も好き好き』とは辛いタデ(蓼)を好んで食う虫があるように、人の好みは様々ですよという意味。

実際にタデは鮎を食べる時に使われる以外には印象が薄いので、ことわざから連想すると美味しくないものの代表のような感じがする。
でも、タデはタデオナールと呼ばれる辛味成分が含まれることもあってピリ辛ですが、わさびよりは鼻にツンとはこないので、決して食べにくいといった感じではないことがわかりました!

さらにタデについて調べてみると、やはり薬味だけに殺菌や解毒を期待されて使われてきたことはもちろんのこととして、熱中症や喉の感染症の特効薬として煎じて飲んだり、乾燥させて粉末にしたものを漢方薬として飲んできた歴史があります
栄養学的には、β-カロテンビタミンB12亜鉛食物繊維を多く含んでいます。特に亜鉛はお野菜の中ではかなり多い。

知人からいただきものをしたということもありますが、このタデをどうにか活かして新しい医食同源料理にトライしてみようという算段!
通常は鮎の内臓のほろ苦さをタデと合わせているわけですから、肝と合わせてみたら美味しいのではないかと考えて立派なホッキ貝の肝と一緒に合わせてソースに。

金目鯛はマグネシウムの含有量が魚類の中でトップクラスなので、タデと合わせるとなんともミネラル祭り。

β-カロテン、ビタミンB12や鉄、亜鉛、マグネシウム、食物繊維とくればお子さんの成長や高齢者の寝たきり予防には欠かせない一品の出来上がりです。
もしタデが手に入ることがありそうであれば、ぜひお試しくださいね❣️

金目鯛のソテー ホッキ貝の肝とタデのソース 医食同源レシピ

【材料】

・金目鯛の切り身 : 1切れ
・北寄貝の肝 : 2つ分
・タデの葉 : 5本分 …すりつぶしてペースト状にしておく

(A)
・レモン汁 : 小さじ1
・オイスターソース : 小さじ1/2
・赤ワインビネガー : 小さじ1/2

・アボカドオイル
飾り : プチトマト、レモングラスの素揚げ

【作り方】

① フライパンに油を温め、皮目を下にして金目鯛を置く。皮目がカリッと焼けたら裏返して身の面も焼く。

② 別のフライパンに油をなじませ肝を潰しながら弱火で炒めたあと、タデのペーストを加えて合わせる。

③ Aの調味料を入れ混ぜて火を止め、お魚と共にお皿に盛り付ける。

シェフドクターピエールのInstagram 【@chefdoctor_pierre】はこちらから!

〔シェフドクター ピエールの正体〕

渋谷セントラルクリニックエグゼクティブディレクター
日本抗加齢医学会専門医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)、日本麻酔科学会専門医

料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ及びボルドーワイン騎士団コマンドリー、ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ、シャンパーニュ騎士団シュバリエと各団体から名誉ある騎士号を叙任している。またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。

医師としては国内のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療でアーティストや財界人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどの鍼の名手で東洋医学にも造詣が深い。

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