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[ドクターの食卓から] 北京ダックを食べると高脂血症が改善する⁉️

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北京ダックが健康に良いのは本当か?!

北京ダックはどうしてこんなに人気があるのだろうと昔から思っていたピエール。

イスラエルの美容機器メーカーのお誘いで北京講演をした際にレストランでその悩みをぶつけたことがあります。
そこで返ってきた答えが、北京ダックは健康に良いから食べるんだという驚きの答え。

鶏の皮だからコレステロールとか高いのではないのと聞いたところ、”昔から鴨の脂分は人体に吸収されない”とか、”むしろ高脂血症にも有効なんだ”と聞いて本当かなと思って調べてみることに。

北京ダックの皮に塗る紅曲米が医食同源のアイデア!

そうしたら面白そうな論文を発見。

ただ北京ダックが良いのではなくて、北京ダックの皮に塗る色付けに使う紅曲米(紅麹の一種)が心臓病による死亡率を3割減少させるかもという研究。しかも紅曲米は世界中で高脂血症の標準治療薬として使われているスタチン系のお薬よりも効果的かもと結論付けられている。

紅曲米は中国で1千年以上にわたり食品防腐剤・色素・調味料として使われていて、古典医学でも“消化を良くし、血液の流れを促進し、脾臓や胃の機能を改善する“とされてきました。

だから紅曲米の研究は古くからの医食同源のアイデアが医学的に証明された研究者の浪漫とも言えますね。
ちなみにスタチンという物質を青カビから発見したのは、日本人で初めて全米発明家殿堂に入られた遠藤章先生なのですよ。

最後に注意が一つだけ。
悲しいことに北京ダックに紅曲米ではなく人工着色料を使っているメーカーやレストランも沢山あるので、お召し上がりになられる際は中身を良くご確認してお買い求めくださいね。

京、静華
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町36−3

シェフドクターピエールのInstagram 【@chefdoctor_pierre】はこちらから!

〔シェフドクター ピエールの正体〕

医師・料理研究家

・日本のみならずロサンゼルス、フランス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた新しい統合医療を提案している。

・料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ

・ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。

ボルドーワイン騎士団コマンドリー
ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ
シャンパーニュ騎士団シュバリエ

またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。

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