ボジョレヌーボーは辛いものが合うから牡蠣と柿のチリソース
ボジョレヌーボーは辛いものと相性が良い
ボジョレヌーボーはかつてほど盛り上がってはいませんが、俳句でも季語になるほどワインラバーにとっては季節感たっぷりのアイテム。
そこに柿と一緒に牡蠣のプレゼントをいただいたので、柿と牡蠣をチリソースでアレンジしました。
というのも、ボジョレヌーボーは辛いものと相性が良いと思っているから⁉️
牡蠣は「海のミルク」と呼ばれる低脂肪高タンパクの完全食品。
男性にも女性にもメリットの多い亜鉛はとにかく牡蠣に豊富に含まれています。
亜鉛は吸収率が低いうえ、体内に貯蔵できないため日ごろから注意してしっかり摂っておきたい栄養素。
実際に亜鉛の果たすいろいろな役割は素晴らしくてお涙もの。
1.免疫機能に働きかけて細菌やウイルスの侵入を守ってくれる。
2.ウツっぽさ、不安などのメンタルの不調も助けてくれる。
3.妊婦さんにとって葉酸と共に大事な栄養素。亜鉛が胎児の発育不全を予防する効果があります。
4.亜鉛が欠乏すると味覚障害が起こってしまう。
Dr.ピエールの柿と牡蠣のチリソース 医食同源レシピ
【作り方】
➀ 牡蠣を白ワインで蒸し焼きにする
② ➀を甜麺醤、豆板醤、プチトマト、ニンニク、生姜とアボガドオイルでゆっくり炒める
③ 殻が空いた牡蠣、長ネギを合わせて味を馴染ませながら煮る
④ 最後に香菜を合わせて完成!
不思議なほどボジョレヌーボーに合う一品の出来上がり。
お料理に砂糖を使わないのでワインにも合うし、チリソースのイメージを覆すほどヘルシーだと思います。
アルコールを飲みすぎると亜鉛が体内から亜鉛が排出されてしまうので、今回はワインは控えめに牡蠣と柿をたっぷり食べてウイルスや細菌への抵抗力を強めるようにしました。
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ