イカは肝臓を休めるのに必要不可欠

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いかしたシェフのイカ料理

日本は世界一のイカ好き大国。
なんと世界のイカの漁獲量のうち約30%を消費している。

数あるイカ料理の中でもイタリアンのシェフが紡ぎ出した斬新なお料理にDr.ピエールもビックリ!
手打ちならではのイカの食感と美味しさに、思わずダイエットを忘れて南イタリアの白ワインがススムクンです。

これだけワインを飲んでいてなんですが、Dr.ピエールは日頃から肝臓に気を遣うようにしています。
それは肝臓にはアンチエイジングやダイエットをする上でとても大事な役割があるから。

肝臓は身体の解毒、ろ過や栄養分の合成を行っているので、肝臓が弱まると体内の老廃物や脂肪を上手く代謝できず、瘦せにくくなるのです。
そして恐ろしいことに、現代の日本では成人の約4人に1人が肝臓に脂肪が溜まった「脂肪肝」とも言われています。

イカに多く含まれるタウリンの活躍がすごい!

でもお酒を飲まないなら大丈夫でしょ、と言う方、実は日本人の脂肪肝の原因の多くは、飲み過ぎではなく食べ過ぎによるもの!
それだけではなく、極端な食事制限やダイエットをした人が「低栄養性脂肪肝」と呼ばれる脂肪肝になることも。

そこで期待したいのが、イカに多く含まれる「タウリン」の効果。

タウリンは胆汁の分泌を増やし、肝機能を高めて肝臓から脂肪を排出してくれると言われています。
また、血中コレステロール値を下げて中性脂肪を減らしたり、血液がサラサラになる効果も見込めます。

脂肪肝は日常的に糖質を摂り過ぎているとなりやすいと言われているので、糖質をほとんど含んでいないうえにタウリンが豊富なイカは、Dr.ピエールにとってダイエットには最高な食材と言えるかも知れません。

Piatto Suzuki
東京都港区麻布十番1丁目7−7 はせべやビル4F

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
渋谷セントラルクリニック代表
一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ     

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