大豆もやしに恋して痩せた話
大豆もやしは痩せ食材?
こんな仕事をしていると“ダイエットのオススメ食材教えて!“みたいなことが良くある。
痩せ食材は人それぞれですが、Dr.ピエールのイチオシは大豆を発芽させた大豆もやし。
発芽によって大豆にはない新たな栄養素が生み出さたり、ビタミンやアミノ酸の含有量が劇的に増加。
例えば、豆の状態ではほとんど含まれていないビタミンCが発芽後には約5倍となり、ビタミンB2は3倍に。
まさに藍より出てて藍より青し、といったところ。
また大豆タンパク質には脂肪の燃焼と蓄積を防ぐ効果が!
もやしにすると増加するサポニンが血中に存在するコレステロールなどの脂質を洗い流し、脂肪が小腸から吸収されることを抑えてくれます。
そのうえ低カロリーで食物繊維が豊富で腸内環境にとっても優しいダイエット食材。
罪悪感なし!健康ダイエット鍋
そんな大豆もやしを最高に美味しい白菜キムチとホルモンのキムチ鍋にして食す。
具材の牛のこめかみ肉は弾力のある歯応えで、噛めば噛むほどジューシー。
しっかりアゴを使って噛みしめ、唐辛子のカプサイシン効果で代謝は上がり身体もポカポカ。
代謝が上がるだけでなく、疲労回復にも効果的。
大豆もやしが野菜の中でトップクラスの含有量をほこるアスパラギン酸は、筋肉疲労や冷えを引き起こす乳酸を分解してくれますが、ここにレモンのクエン酸が加われば効果は更に倍増。
取り分けたお皿にレモンを絞っても良いし、レモンサワーを片手に食べるのも良い、まさに夏の疲れに効く最高のコンビです。
もうこれで痩せない人がいたら見てみたいと思うほどの健康ダイエット鍋で、来週も元気に過ごしましょうね。
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ