イシペディア [IshiPedia] > 食事学と医療の大辞典 > シェフドクター ピエールの幸せのレシピ > [ドクターの㊙レシピ] さつまいもと人参をモリモリ食べて気管支を強くする

[ドクターの㊙レシピ] さつまいもと人参をモリモリ食べて気管支を強くする

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ビタミンAと免疫力

さつまいも人参はどちらもβカロテンを豊富に含むお野菜

βカロテンから体内で変換されたビタミンAは、のどや口腔の粘膜を強くする働きがあり、細菌やウイルスなどの侵入を防ぎます。そのため風邪や口内炎の予防効果が期待できます。また紫外線による皮膚へのダメージを減らしてくれることから、シミやシワを防ぐ働きもあるので、美肌効果も!

どちらのお野菜もカリウムが豊富なので、体内の余分な塩分をすっきりと排出してくれます。これらの栄養素は皮の部分に多く含まれているので、農薬の影響の少ないものを選んで皮つきで調理するのが健康の観点からはお勧めです。

お魚ビタミンDが豊富なカジキを選びました。カジキは低脂質、高たんぱくですが、その風味は比較的淡泊。

そこでアクセントになる味付けがあるといいなと思いついたのが‘酒盗’。カツオの内臓を塩漬けで熟成させたもので、300年前から食されていた保存食です。カツオの内臓にはビタミンDが豊富なだけでなく、必須アミノ酸 9種類中8種を含む健康食品。免疫力の向上や代謝の促進を助けてくれるのです。

‘酒を盗みたいほど箸が進む’と言われる酒盗ですが、お酒を飲まない方も是非活用してほしいですね。今回はその酒盗をアンチョビの代わりにイタリアンのアレンジ。

βカロテンは生のままよりも油で調理した方が体内での吸収率が高まるので、にんにく唐辛子とこれまたビタミンAを含むアボカドオイルでアーリオオーリオにしました。アボカドオイルは火にかけても劣化しにくいし、オリーブオイルのように独特な香りがするわけではないので、繊細な炒め物の時にはピエールは好んで使っています!

カジキと小エビの感じがベネチアで食べた懐かしい思い出の料理に似ていて個人的にもおすすめの一品となりました!

さつまいもとカジキマグロの炒め物 医食同源レシピ

【材料】
カジキマグロ、小エビ、さつまいも、人参、にんにく、赤唐辛子、酒盗(細かく刻む)、

【作り方】
①さつまいもは皮つきのまま厚めの輪切り、人参は薄く皮をむいて拍子切りにする

②フライパンに油をしいてにんにくと唐辛子を弱火であたため、香りが出たら、さつまいも、人参、カジキ、小エビを並べ入れて蓋をする

③中火で加熱を続け、食材に火が通ったら酒盗を加えて全体になじませる

シェフドクターピエールのInstagram 【@chefdoctor_pierre】はこちらから!

Today’s dish is to strengthen the bronchi with β-carotene.I found using Shuto, a traditional Japanese food, instead of anchovies.
Shuto is a salted and fermented bonito intestine.It’ not only rich in vitamin D, but also contains 8 out of 9 essential amino acids. It helps to improve immunity and promote metabolism.

【Ingredients】
Marlin, shrimp, sweet potatoes, carrots, garlic, red pepper, Shuto, avocado oil

【Directions】
Cut sweet potatoes into thick slices with skin, carrots into long sticks.
In a frying pan, heat the garlic and pepper over low heat, then add sweet potato, carrot, marlin and shrimp and cover with lid.
When the ingredients are cooked, add Shuto and mix with the ingredients.

〔シェフドクター PierreのBiography〕

料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ及びボルドーワイン騎士団コマンドリー、ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ、シャンパーニュ騎士団シュバリエと各団体から名誉ある騎士号を叙任している。またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。

医師としては国内のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療でアーティストや財界人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどの鍼の名手で東洋医学にも造詣が深い。

渋谷セントラルクリニックエグゼクティブディレクター
日本抗加齢医学会専門医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)、日本麻酔科学会専門医

この記事を書いた人

関連するカテゴリ

関連する記事はこちら