大豆油 だいずゆ

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大豆油は、大豆の種子から搾油される植物油です。大豆だけで作られた単体の製品もありますが、多くは菜種油やコーン油などとブレンドされた「サラダ油」(調合油)として利用されています。また、マヨネーズやマーガリンの原料としても使われています。

栄養素

大豆油に含まれる脂肪酸の5060%はリノール酸で、熱や酸化に強い性質があります。また、大豆油にはオレイン酸やαリノレン酸など動脈硬化を予防したり、細胞の酸化を抑制するビタミンEなども含まれています。

原料となる大豆のほとんどは輸入大豆が使われています。輸入大豆は安価ですが、遺伝子組み換え大豆が使用されている場合が多いことや、大豆には油分が少ないため、化学溶剤(ヘキサン)を使用して抽出されることなどから、安全性を疑問視する意見もあります。

大豆油の主な栄養成分(100gあたり 大さじ78杯)

効能・効果

コレステロール値の改善

大豆油は不飽和脂肪酸のリノール酸が含まれる割合が高く、高リノール酸食用油と呼ばれます。血中のLDL(悪玉)コレステロールを抑制する働きがあります。

ただし、摂り過ぎると中性脂肪やLDLコレステロールを増加させたり、アレルギー症状を引き起こしたりするため、注意が必要です。

抗酸化作用

大豆油に含まれるビタミンEは、活性酸素の発生を抑制し、細胞の酸化を防ぐ働きがあります。適度に利用すれば、アンチエイジングにも効果的です。

うつ症状の改善

大豆油に含まれるαリノレン酸(n-3系脂肪酸)には、うつ症状を軽減する効果が期待されています。特に、αリノレン酸は妊娠・出産期に不足すると産後うつ病に罹りやすくなるといわれているため、意識して摂取しましょう。

東洋医学的側面

  • 寒熱:温(体を緩やかに温める)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
  • 臓腑:肺、脾、胃
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:無毒

 

粘膜を保湿し、皮膚に潤いを与えます。

腸を潤し、便通を促します。

食べ物の詰まりによる腹痛を和らげます。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

大豆油は食用油としての利用だけでなく、マヨネーズやマーガリンなどに加工されています。また、ファストフードや加工食品にも多用されているため、気づかないうちに、摂り過ぎてしまうことが多いので、注意が必要です。

大豆アレルギーがある人は、食用油などの原材料表示などをしっかり確認してから利用しましょう。

大豆油は常温で保存できますが、酸化しやすいリノール酸が多く含まれています。天ぷらや揚げ物などに使う油としては控えたほうがよさそうです。また、開封後は12か月を目途に、できるだけ早く使い切りましょう。

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