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疲労回復に馬肉が昔から薦められてきたのかを考察

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綺麗に見えるものは、得てして健康にも良い

銀座にあるイタリア料理の名店で馬肉をカルパッチョでいただきました。カルパッチョは言わずと知れたイタリア料理の定番。

もともとは、ベネチアのハリーズバーのオーナーがヴィットーレ・カルパッチョ生誕500年回顧展に因んで、カルパッチョ絵画の特徴とされる美しい赤と白の対比を、生牛肉とマヨネーズベースのソースで表現したものとされている(Wikipediaより)

馬肉牛肉よりも鉄分が多いからなのか、赤が鮮やかでより美しく見えるのは気のせいではありますまい。

綺麗に見えるものは、得てして健康にも良いことが多いというのはピエールの持論。

健康、美容にいいこといっぱいな馬肉

馬肉は栄養学的には脂質やコレステロールが低い上に、貧血を予防する鉄分が豊富に含まれていて鶏のムネ肉に近いので、筋トレ後の栄養補給だけでなくダイエットをしている人には特にオススメです。

それだけでなく、多糖類のグリコーゲンが馬肉には牛肉の3倍、豚肉の5倍も含まれており、疲労回復、集中力の向上、血糖値の調整などに効果があるだけでなく、亜鉛などのミネラルも豊富なので精力増強やペプチドによる血圧を下げる効果もあるなど昔から滋養強壮に重宝されて来たのがよく分かります。

ピエールも馬肉をいただいてだいぶ癒されましたよ。

馬が脂肪を蓄える冬の季節は程よく脂が乗ってくることもあって、馬肉が苦手な人には食べやすい季節かもしれません。

Osteria da K. オステリア ダ カッパ
東京都中央区銀座8丁目7−2 銀座藤井ビル2の5階

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ    

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