ちょうじ(丁子) ちょうじ

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香辛料である“ちょうじ(丁子)”は、漢方薬にも用いられる生薬の一つで、フトモモ科で、ちょうじの開花直前の実を乾燥させたもので、殺菌、強壮、胃液の分泌を盛んにします。

栄養素

ちょうじの香り成分であるオイゲノールは、歯痛や鎮痛効果があり、風邪などの時の喉の傷みを和らげてくれます。また、オイゲノールは、消臭作用があるので肉料理には欠かせない香辛料です。口に含むと口臭が消えます。

ちょうじには、疲労回復に役立つビタミンB1や皮膚や粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2が含まれています。

ナイアシンは脳神経を正常に機能させ、カルシウム、マグネシウム、及び、カリウムなども含有していて、疲労回復作用や利尿作用、高血圧の予防にも役立ちます。

ちょうじの主な栄養成分(可食部100gあたり)

効能・効果

抗酸化作用:香り成分であるオイゲノールには、活性酸素の発生や酸化を抑え、免疫力も高めます。
駆風(くふう):精油が腸の機能を鈍くさせ、便秘などによりたまったガスを排出し、ガスによる圧迫感を除きます。
鎮痛作用:スパイシーな香りの元のオイゲノールは鎮痙攣作用や鎮痛作用があります。
口臭ケア:歯磨きペーストの原料として使用されます。
虫よけ:ちょうじの香りは、防虫効果があり、特に布にくるんでお部屋の隅に置いておくとゴキブリ除けにもなります。

東洋医学的側面

  • 寒熱:温(穏やかに体を温める)
  • 昇降・収散・潤燥:昇(気や熱を上昇させる)・
  • 臓腑 :脾、胃、肺、腎
  • 五味:辛(発散・気を巡らせる作用)
  • 毒性:なし

お腹の冷えが温まり、嘔吐やしゃっくりを止める。
腎陽をおぎなう。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

ちょうじにはホールと粉末がありますが、どちらも密封出来る容器に入れて、湿気が少ない冷暗所で保管して下さい。ホールに比べると粉末の方が日持ちしにくいので、ふうみが失われやすいです。冷蔵庫で保存して、なるべく早く使ってしまうようにして下さい。

香辛料である“ちょうじ”を料理に使用する場合は、ちょうじの香りがあまりきつくならないように、例えば肉の臭みが消える程度に使った方が良いでしょう。
また、焼き菓子などにバニラエッセンスと一緒に使うと、香ばしさを増します。

 

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