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お花見は免疫力を上げるのか?癌遺伝子DNA検査と合わせて考察

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カラダの安全を守ってくれるNK細胞

まん防も明けに、目黒川沿いの一等地でお花見焼肉。

桜も満開な上に久々に集う仲間も多くて、笑いの絶えない会となりました。
人と笑ったり楽しい気持ちになることは免疫力を高めるのに必要不可欠。
こうした気分はナチュラルキラー(NK)細胞を活性化して、がん細胞ウイルスなどの病気と戦ってくれます!

逆にいえば、NK細胞が減るようなことになると病気になりやすくなるということ…
NK細胞を減らすのは”アルコールの摂りすぎ””激しい運動”なので要注意。

Dr.大友流、NK細胞を元気にする方法

この日のピエールは明らかに飲み過ぎだったので、笑って増やしたNK細胞を、ワインの飲み過ぎで減らしてしまったのかもしれません。
つまりプラスマイナスゼロ。

こんな時に実践しているピエール流のNK細胞の上げる秘密の方法をお教えします。

それは、、、ベリーを毎日食べること。

冷凍のものでも良いので、一か月も毎日食べると驚くほどNK細胞が増えるという研究がありますよ。

普段、NK細胞が低くて、免疫力が低いかもと思う方には特にオススメです。

癌遺伝子DNA検査

癌になる前に早めの予防を!

日本人の3人に1人は癌で亡くなっています。親からの遺伝で癌になることは稀です。まさに、癌は、生活習慣病であるとも言えます。 
癌細胞の多くは、環境や習慣などのさまざまな生活要因により、正常細胞の遺伝子が複数傷つくことで発生します。
5ミリ程度の小さながんも、少量の採血のみの検査で早期発見へとつなげます。
癌遺伝子検査をする事によりエクササイズ・サプリメント補充などによる生活習慣病の改善や、高濃度ビタミンC点滴療法などの予防的治療により、癌を未然に予防するきっかけとなります。

癌は毎日できている!

癌は5ミリ以上の大きさになってようやく画像検診などで見つかるようになります。実は、癌が画像で見えるようになるまでには5年から20年かかります。
その間にがんのリスクを把握して成長を防ぐことが大切です。がんが見発見されてからの戦いは非常に厳しい治療となります。

癌遺伝子検査の目的

予防管理
微細ながんの存在リスク、遺伝子変異による発がんリスクの評価等を継続的に行い、個々人の体質、生活習慣にあった最適な予防管理指導を実現します。
これにより、がん予防の効果確認、発症抑制、早期発見を目指します。

再発防止管理
がん治療後のがん再発リスクを評価します。がん治療後、定期的な遺伝子検査により、「がんが再発にむかって進行しているのか、改善されつつあるのか」をリスク評価し、個々人の状態にあった再発防止指導に有用な情報を提供します。

安全性
検査に要するのは約20cc程度の採血のみなので、他の画像診断のような放射線被曝、強力な電磁波等による人体への悪影響の心配はありません。

ご興味のある方は医師にご相談することをおすすめします。(筆者の所属するクリニックにリンクされています)

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ     

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