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田子町でニンニク掘りをして五臓六腑を活性化させる旅

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国内の生産量の約70%を占める「田子産のニンニク」の美味しさの秘密とは?

青森県は日本一のニンニクの産地であり、国内の生産量の約70%を占めています。
驚くことに田子町に入ると窓から入ってくる風にはニンニクの香りが漂ってきます。

田子産の美味しさの秘密は寒暖差
大玉で真っ白なニンニクは冬の間雪の下でじっと糖度を蓄え、春の雪解けと共に糖度が高くなるようです。
人を元気にするニンニクは育てるのにも非常に大きなエネルギーが必要なようで、継続的に土地の改良や手入れが必要と仰っていました。

お邪魔したこちらの農園では無農薬によるニンニク作りも行っているのですが、やはり虫だったり、葉っぱが着色したりとトラブルは多いよう。
それでも無農薬で作られたニンニクは美味しさがマシマシになるというよりは素朴な優しい味がするんだと笑顔で話されるお顔が印象的でした。

ニンニクの知られざるパワー 医食同源効果

この収穫時期にしか味わえないのが「生ニンニク」。
通常、収穫されたニンニクは劣化を防ぐために1か月ほどかけて乾燥させてから市場やスーパーに出荷されますが、生ニンニクは文字通り採れたてそのまま。
乾燥させていないので驚くほどみずみずしく、食感や風味もとってもフレッシュ。
実際にニンニクを下ろしても白くなく透明な澄んだ感じ!

ニンニクはビタミンB1が豊富で、仏教では精力がつき過ぎて修行の妨げになると食用禁止だったほどに滋養強壮効果がうたわれてきた食材。
東洋医学的には、咳を鎮め、五臓を活性化させる効果があります。
またニンニクを食べることで、コレステロールの上昇が抑えられるという高脂血症の予防効果も。

ということで、ニンニクを掘った後は町内で育てられている幻の黒毛和“田子牛“で焼肉。
もちろんニンニクを食べ比べながらエネルギーチャージ。

田子町では新しいニンニクも開発しているので、また近いうちに訪れてみたいと思います!
ちなみに通販なさっているのでご興味のある方は是非。

上平農園の通販サイトはこちら!

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ     

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