日本一有名な焼肉屋のテグタンスープでお肌プリプリになる秘訣
テグタンスープで美肌作り
新鮮なホルモンなどお目にかかれなかった遠い昔から丁寧に掃除がされた最高のホルモンを提供していたスタミナ苑は、予約は一切受け付けず、芸能人だろうが総理大臣だろうがオープン前から並ばないと入れないシステム。
Dr.ピエールがここで必ず注文するのが黒毛和牛純粋種の様々な部位を使ったテグタンスープ。
テグタンスープとは本来、塊の牛肉を骨と一緒に煮込んでモヤシやワラビなどの野菜を加えたもの。
一般的には赤くて油が浮いていてサラサラとしたスープだから、スタミナ苑のそれを初めて見た時はビーフシチューか豚骨スープかと思うほどの濃厚さに衝撃を受けた。
相当に濃いのだけど塩分はかなり控えめだし、トロミはテールの骨から溶け出した自然のコラーゲンと旨みだから、コクはあるのに見た目に反してしつこさが全くないのだ。
大きな塊のタン元はお箸で崩せるほどの柔らさで、「これだけを食べに来る人もいる」というのも納得の逸品。
ここのテグタンスープを女性と食べると、”明日の朝は間違いなくお肌プリプリ”って話題になる。
コラーゲンとは?
ところで’コラーゲンたっぷり’とはよく聞く言葉だけれど、動物からのコラーゲンはそのまま僕たちのコラーゲンにはなる訳ではない。
コラーゲンは体内でアミノ酸に分解されて血液に運ばれ、再び体内で合成される。
一般的にはコラーゲンそのものは質の良いアミノ酸ではないことも多くて、正直なところ僕はコラーゲンを食べるとお肌プリプリになるという話はずっとマユツバだと思ってました。
でもコラーゲン由来の物質が肌再生のホルモンのスイッチになっているかもしれないという最新の研究も出てきているので、無駄と言い切ることはできません。
何はともあれまずはお肌のためにコラーゲンが働きやすくするためにはビタミンCとミネラルを大量に必要とします。
このテグタンスープには具としてホルモンがあるからミネラルは補給できるので、残りの問題はビタミンCをどうするか…。
Dr.ピエールは焼き肉屋さんでテールスープを頼んだら、トマトサラダをたくさん食べます。
また、お酒を飲むとビタミンCもミネラルも身体から出て行ってしまうのでお肌のためには飲まない方がベター。
どうしても飲みたかったらビールはやめてレモンがタップリのレモンサワーに切り替えるのが美肌への近道ですよ。
スタミナ苑
東京都足立区鹿浜3-13-4
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ